フィリピンが覚書通達(Memorandum Circular)を発表、過去30数年の政府高官と台湾との交流に関する厳しい規制を緩和しました。外交部(外務省)の林佳龍・部長(外相)は、フィリピンの新たな規定は台湾が「総合外交」の下、フィリピンとの実質的な協力関係を推進していくのに有益になると歓迎を示しました。
フィリピンは公式ジャーナルのOfficial Gazetteを通じて大統領府の第82号覚書通達を発表し、1989年、当時のコラソン・アキノ(Corazon Aquino)大統領が第313号行政命令を通じて定めた政府高官と台湾との交流規制を緩和しました。新たな覚書通達によれば、台湾の総統、副総統、外交部長、国防部長(防衛相)を除く政府高官は経済、貿易、ビジネス目的なら、公式の肩書を使用せず、一般のパスポートを利用すればフィリピンを訪問することができます。
外交部は、台湾はフィリピンにとって8番目に大きい輸出先、9番目に大きい貿易パートナー、10番目に大きい輸入先だ。フィリピンのボンボン・マルコス(Ferdinand Marcos Jr.)大統領がこれまで強調してきたように、台湾海峡の平和と安定は最重要課題だ。その平和、安全、安定はすべての国々にかかわっていると指摘、台湾はこれからも引き続きフィリピンなどの民主主義国と共に、地域の繁栄、平和、安定のために貢献していくとしています。
(編集:王淑卿/岩口敬子/本村大資)