日本の対台湾窓口機関である、公益財団法人日本台湾交流協会が15日、「2024年度台湾における対日世論調査」の結果を発表しました。この調査が示すところでは、「台湾を除き、あなたの最も好きな国(地域)はどこですか。」、「今後台湾が最も親しくすべき国(地域)はどこですか」、「海外旅行する場合、どこへ行きたいですか」という三つの質問について、いずれも「日本」が一位に選ばれました。また、「現在の日台関係は、以前と比べてどう変化していると思いますか」という質問について「大変よくなった」と「よくなった」と答えた人を合わせて70%の回答者は「以前より良くなった」としています。
日本台湾交流協会は台湾の20歳から80歳までの台湾の市民を対象に調査を実施。「台湾を除き、あなたの最も好きな国(地域)はどこですか。」という質問について、76%の回答者は日本を選び、比較対象となる2021年より16ポイント上昇しました。歴年のいずれの調査においても同じ結果でしたが、今年度の76%は過去最高でした。二位は韓国、三位は中国です。
「今後台湾が最も親しくすべき国(地域)はどこですか」という質問について、70%の人は日本だと答え、これは2021年の46%をはるかに上回りました。二位はアメリカで13%、これは2021年より11ポイント下落しました。三位は中国。中国は2021年の15%よりやや下落したものの、11%で三位をキープしました。
「台湾に最も影響を与えている国(地域)はどこですか」という質問について上位三位はアメリカ(48%)、日本(30%)、中国(19%)という順になっています。2021年の調査結果に比べてアメリカは10ポイント低下したほか、日本と中国のランキングが入れ替わりました。
「日本に親しみを感じますか」につぃて「親しみを感じる」、または「どちらかというと親しみを感じる」と答えた人は合わせて81%に達し、これは2021年の調査に比べて16ポイント上昇しました。若いほど日本に親しみを感じる人が増えています。
「日本のどの分野に関心がありますか」について、観光が最多で59%でしたが、2021年より6ポイント減少しました。次は食文化の58%、伝統文化の41%、自然風土の33%、日本人の精神・哲学の33%という順です。
「海外旅行する場合、どこへ行きたいですか」について68%の回答者は日本を選びました。これは二位のヨーロッパ(11%)、三位の中国(5%)、四位のオーストラリアとニュージーランド(4%)をはるかに上回っています。
「日本に旅行するとしたら、どこに魅力を感じますか」について、67%の人は自然環境と答え、以下、日本料理の63%、清潔さの54%、神社・仏閣の歴史的建造物の町並みの51%、温泉の42%です。
現在の日台関係をどう思いますかについて「大変良い」が27%、「良い」が49%、両者を合わせて77%の回答者は現在の日台関係が「良い」と思うことが分かりました。これは2021年より7ポイント上昇し、これまでの最高を更新しました。日台関係が以前より悪くなったと答えたのはわずか2%でした。
「日台間で最も心配している案件は以下のどれですか」という質問について、上位5位は日本と中国の関係で24%、台湾海峡両岸情勢で21%、福島第一原発事故に由来する問題で14%、国際情勢で11%、漁業問題で6%です。
日本と中国の関係を選んだ人は次の質問に入り、一番多く選ばれた答えは、「日本が中国に近くになると、日台友好が損なわれ、台湾の利益を害するかもしれない」ということです。二番目は「日本は中国の圧力や自国の利益のために台湾を支持しない」ことです。
(編集:王淑卿)