アメリカが相互関税上乗せ分の適用を90日間猶予する中、台湾は積極的にアメリカ側との交渉の機会を模索しています。こうした中、立法院(国会)の「台米国会議員聯誼会」会長を務める与党・民進党の王定宇・立法委員は、与野党の立法委員に呼びかけ、4月末に訪問団を組織してアメリカ・ワシントンを訪問する予定であることを明らかにしました。
王・立法委員によりますと、今回のアメリカ訪問には多くの立法委員が参加を希望しており、アメリカ議会超党派の親台湾派議員連盟「台湾連線(Congressional Taiwan Caucus)」との交流を予定しているほか、アメリカ議会や行政機関、主要シンクタンクなども訪問先として検討されているとのことです。現在、詳細な調整が行われている段階ですが、王・立法委員は「今回のアメリカ訪問を通じて、団結した台湾の姿をアメリカに示し、民意の代表である立法委員としての声を届けたい」と述べています。
アメリカの関税政策が短期間で相次いで変更されたことは、世界各国にとって喫緊の経済・貿易課題となっています。台湾もアメリカとの交渉に向けて動きを加速させており、立法院の超党派議員によるアメリカ訪問が関税交渉に効果をもたらすかどうかが注目されています。
(編集:呂学臨/豊田楓蓮/本村大資)