台湾の原住民族であるアミ族出身で僅か19歳のプロ野球選手・林維恩(りん いおん)・投手が、アメリカの大リーグ、アスレチックス傘下のマイナーリーグ・1A(シングルA)に加入。先週行われた開幕戦では、3回を投げて7奪三振という見事な成績を残し、アメリカの監督から高い評価を受けました。
優れた原住民族のスポーツ選手をさらに育成するため、台湾の先住民族の行政を担う「原住民族委員会」は今年、新たに2億台湾元(約9億円)の予算を投入する予定です。将来的には、より多くの優秀な原住民族のアスリートたちが国際舞台で活躍することが期待されています。
原住民族委員会の曾智勇・主任委員は、台湾の原住民族の国際的な認知度を高めるため、原住民族委員会は今年12月に第1回「世界原住民族伝統スポーツ大会」を主催する予定であると発表。この大会には、14か国の原住民族と台湾の16の原住民族が共に参加し、伝統的なスポーツ競技を通じて文化的交流を深めるだけでなく、国際社会に対し「スポーツ外交」の形で原住民族文化への関心と支持を喚起することも目的とされています。
(編集:豊田楓蓮/呂学臨/本村大資)