9日、今年2月28日から3月8日の9日間にかけカナダの北極圏を舞台に開催されたウルトラマラソン大会「6633アークティックウルトラ」をアジア人選手として初めて完走した台湾人、陳彥博(トミー・チェン)さんが帰国報告記者会見を開きました。
会場は北部・台北市信義区の大型書店「誠品書店(Eslite)」松菸店に入る映画館のシアター内。会場には多くのメディアや来賓が駆けつけ満員に。中には、陳さんの両親や、コーチをはじめとした共に大会を完走したチームのメンバーの姿もありました。
陳さんによると、時には−30℃にも達する極限状態の中、北極圏617Kmを9日間以内に完走しなければならなく、15人の参加者のうち、寒さ、強風、複雑な地形、飢えという困難を乗り越えた僅か5人が完走。自身は7日間23時間19分という高記録で2位を獲得しただけでなく、18年目の大会史上初めて、アジア人で完走したんだそうです。
陳さんは、「一日に1時間から3時間という短い睡眠時間の中、最後まで諦めず完走した自身を称えたい」と述べたほか、「諦めたくなった時、まずは『あと一日』だけ頑張ってみようと思えば、いつの間に前に進んでいる。そうやって一日一日を過ごせば困難は乗り越えられる」と語り、自分の能力を信じ進むことの大切さを伝えました。