今日4月4日は、二十四節気の一つで、中華圏では伝統的にお墓参りを行う祭日「清明節」です。
蔡英文・前総統は4日、自身のフェイスブックに、数日前、台湾北部の新北市八里区にある台湾独立運動の先駆者である史明氏、ならびに新北市汐止区の五指山軍人墓地にある李登輝・元総統のお墓を訪れ、お墓参りを行ったことを記しました。蔡・前総統はまた、生前の李・元総統と一緒に写った写真も投稿しました。
蔡・前総統は、李登輝・元総統は総統退任後も、台湾の発展を気にかけ、海外訪問や文章、講演を通じて、国民全体と共に「台湾自らの道を歩む」ことを希望していたと指摘、各時代における試練は異なるが、李・元総統によって台湾は権威主義から民主主義へと歩みだしたとして、李・元総統の民主主義という理想への堅持、国家主権への揺るがない思いは、いずれも台湾に残した重要な精神だ、と指摘しました。
蔡・前総統は、台湾は長い時間、「民主の道」を歩み続けてきており、既に現在の国際情勢の変動、試練に十分に立ち向かえるほど十分に成熟している、との考えを示しました。そして、こうした重要な時期に、慌てず、冷静に対応し、団結して共に台湾を守る事さえできれば、国家の今後は自らの手中に収めることができると指摘、世界が変動する中、台湾は未来の発展戦略を確立し、新たな試練を克服してほしいと、希望しました。
(編集:駒田英/中野理絵/本村大資)