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文化部長:台湾文化の一部である中華文化は中国では統一戦線の道具

  • 27 March, 2025
  • 呂 学臨
文化部長:台湾文化の一部である中華文化は中国では統一戦線の道具
文化部の李遠・部長は27日、中華文化は台湾文化の一部であるが、中国では統一戦線の道具として利用されていると指摘しました。(写真:CNA)

文化部(日本の文科省に類似)の李遠・部長(大臣)は27日、立法院(国会)の教育文化委員会に出席し、業務報告および答弁を行いました。第二野党の台湾民衆党の劉書彬・立法委員が台湾文化の本質や中華文化の影響について質問、李・部長は「中華文化とは非常に抽象的なコンセプトであり、さまざまな種族の影響を受けて形成されたものだ」と説明。(国民政府軍が)台湾に渡った後は、民主制度のもとで多様な文化と融合し、台湾文化の一部となっているとする一方で、中国の独裁体制のもとでは、中華文化が歪められ、統一戦線の道具として利用されていると指摘しました。

劉・立法委員は台湾の流行文化(台流)の発展に関心を示し、「台湾文化の本質とは何か」と質問。これに対し、李・部長は、文化とは長い年月をかけて地理的環境や政治制度の影響を受けながら形成される新たなものだとした上で、「例えば中華文化を見ても、台湾の民主制度のもとで発展した文化と、中国の独裁体制のもとで形成された文化は異なる。これは台湾にとって非常に良い機会だ。長い歴史を経て、多様な文化が交錯する中で、台湾は独自の文化的エネルギーを持つようになった。台湾ドラマ(台劇)、台湾漫画(台漫)、台湾文学を見ても、韓国、中国、日本とは異なる特色があり、これこそが文化なのでだ。」と述べました。

さらに劉・立法委員の「台湾において中華文化をさらに発展させる場合、どのような特徴が残るのか」との質問に対し、李・部長は改めて「中華文化は台湾文化の一部であるが、中国大陸では統一戦線の道具に取り扱われている」と強調しました。

李・部長は、「私たちは『中華文化と台湾文化は対立するもの』と捉えがちだが、私は両者の関係は『対話』であると考えている。中華文化は台湾文化の中に含まれるものであり、その良い部分を受け継ぐことができる。しかし、中国では中華文化が統一戦線の道具となっており、それはもはや文化ではなく、中国自身にとっても栄養にすらならない。この点は何度でも強調したいと思う。」と述べました。

李・部長はさらに、「民主制度のもとでは、どのような文化もより良い方向へ発展するが、独裁体制のもとでは、文化は歪められ、道具として利用されてしまい、誠実さに欠けている」と指摘しました。

(編集:呂学臨/王淑卿/本村大資)

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