韓国の民主主義は、昨年末の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領による戒厳令宣言と弾劾によって脅かされました。
これに対し、アジアジャーナリスト協会(AJA)に所属する30カ国以上、1,000人のジャーナリストが3月4日に韓国・ソウルで緊急記者会見を開き、韓国の民主主義回復を呼びかけ、現在もアジア諸国で署名活動を続けています。
TheAsiaN発行人でAJA創設会長のイ‧サンギ(이상기)氏は「パキスタン、キルギス、スリランカ、マレーシア、ウズベキスタン、アフガニスタン、日本、イランなどのジャーナリストの協力と支援に深く感謝したい。韓国はこの危機を乗り越え、アジア諸国にさらに貢献していくことを確信している」と述べました。
AJAはアジアに加えて、アメリカ、ブラジル、エジプトなど非アジア諸国のジャーナリストからも署名を受けとっています。AJAは声明で「韓国の混乱した状況が早期に収束し、より進んだ民主主義と優れたリーダーシップでアジアのロールモデルとなることを願っている」と発表。記者会見に出席したソパル‧チャイ(Sophal Chay)AJA会長(カンボジア)とエディ‧スプラプト(Eddy Suprapto)前副会長(インドネシア)、カン‧ソクジェ(강석재)副会長(韓国)は、「民主主義は強い意志、寛容さ、妥協なしには不可能である」、「韓国の知識人や与野党の政治家が対話を通じてこの困難な状況を乗り越えると信じている」と述べています。
関連して、AJAは2月中旬から執行委員会の意見を集約し、韓国の民主主義回復を求める声明を採択し、アジア諸国の1,000人以上のジャーナリストから署名を受け付けてきました。
記者会見は韓国の主要放送局であるKBSとMBCが現場取材とともに報じ、朝鮮日報、ハンギョレ新聞、コリアタイムズなど韓国とアジアの20以上のメディアで報道されたということです。