総予算と財政収支区分法の再議案が野党により否決された後、与党・民進党の林右昌・秘書長は13日、全台湾での「人民是頭家(国民はあるじ)」政策普及宣伝会を8回にわたり行うことを発表しました。行政院(内閣)の卓栄泰・院長(首相)が先頭に立ち、総予算が凍結された影響を市民に直接報告し、台湾を正しい軌道に戻すために国民の団結を呼びかけます。党主席を兼務する賴清徳・総統は、党員と党所属の公職人員全員に全力で協力するよう指示を出しました。
今年度の中央政府総予算および財政収支区分法の再議案は、最大野党・国民党と第二野党・台湾民衆党によって再度否決され、元の決定が維持されました。これを受けて、与党・民進党の林右昌・秘書長は13日、記者会見を開き、15日から始まる「人民是頭家(国民はあるじ)」政策普及宣伝会の詳細を発表しました。宣伝会は「国家を安全に、台湾は邁進する」をテーマに、行政院の卓榮泰・院長、民進党籍の県・市長や立法委員、また各業界の重要なオピニオンリーダーが総予算の削減・凍結の影響について順次に登壇して説明し、国民との対話を通じて、台湾を団結させ、正しい軌道に戻し、台湾が引き続き邁進することを支えることが目的だということです。
林・秘書長は、民進党は立法院での採決で敗北することがあっても、台湾の民主主義を守る戦いにおいては負けてはいけないと強調しました。野党が立法院で多数決を利用して民進党を押さえ、行政院の政策をけん制する中、「人民こそが国の主人であり、悪しき使いは主を欺いてはならない」と述べました。与党としての民進党は、社会全体にプラットフォームを提供し、行政チームが直接国民の声に向き合う責任があると述べました。
しかし、民進党が台湾全土でリコールが進行する中、全台湾で政策の普及宣伝を開始することは、リコールの第二段階の署名活動を促す追い風を作るのではないか、または政策宣伝会でリコールを宣伝するのではないかという懸念が寄せられています。これについて、林・秘書長は、野党の国民党と台湾民衆党が国会で行った行動が大きな反発を招いていることから、与党の民進党は政策の説明と宣伝を行う責任があるとし、これは市民団体によるリコールとは関係ないが、社会のプラットフォームとして市民活動団体の参加も歓迎していると述べました。
また、野党から民進党の台湾全土での普及宣伝が行政資源を利用して野党にデマなどの政治攻撃を仕掛けているのではとの批判について、林・秘書長は、これは党が主催する活動であり、行政機関はただ招待された側に過ぎない。人民が主人であることを強調しました。
さらに、野党・国民党が総予算の削減について、各省庁の予算が削減されたものの、昨年よりも増加したことを主張していますが、林・秘書長は、それは国民党が長期間に政権を担っていないため、行政能力が欠如していることを示していると批判しました。車のエンジンが強くなればなるほど、より多くの燃料が必要になるように、台湾の経済規模が拡大する中、総予算は台湾を前進させるための燃料のようなものであると述べ、台湾にはより多くの予算と投資、建設が必要だと強調しました。
民進党が発表した計画によりますと、宣伝会の初回は台湾中部・台中で開催され、その後、北部の桃園、東部の花蓮、北部の台北、南部の台南、北部の新竹、南部の高雄と順次で実施され、最後に北部の新北市で行われるということです。林・秘書長は旧正月前にすでに行政院と民進党から成るチームを結成し、戦略的なシミュレーションを行っていたと明らかにしました。政策宣伝会発表後、民進党は「穏やかに邁進、台湾は最強」という宣伝ビデオを公開しました。また。党主席を兼務する賴清徳・総統は党員に指示を出し、8回の説明会に全力で協力するよう求めました。民進党は憲政体制を破壊し、政治を混乱させる野党への対抗について正式に第一歩を踏み出しました。
(編集:呂学臨/王淑卿/本村大資)