立法院(国会)は11日、行政院(内閣)の卓榮泰・院長(首相)に、総予算の再議案について報告してもらいました。一部の立法委員は、再議案が否決された場合の対応策について質問しました。これに対し、卓・院長は「追加予算の提出も選択肢の一つだが、制約が多い。最終的な手段は合憲的な救済措置を求めることであり、それが憲法の規定や精神に適合するかを判断する」と述べました。
立法院は11日、今年度の総予算の再議案を審議。与党・民進党の郭国文・立法委員は質疑応答で、「総予算が大幅に削減され、執行が困難になっている上に、凍結解除も容易ではないため、行政院はやむを得ず再議を提起したが、追加予算の提出や迅速な与野党再協議による凍結解除、あるいは他の憲政手段を用いる可能性はあるのか」と質問しました。
これに対し、卓・院長は、「予算が合理的に審議・削減された場合、行政院はそれを受け入れるべきだ。しかし、特定の機関や項目について大幅な削減や凍結が行われ、業務が完全に停止し、執行不可能な状況になれば問題だ」と述べました。
また、最大野党・国民党の洪孟楷・立法委員は、「総予算と財政収支区分法の再議案がいずれも否決された場合、卓・院長は再議案の提出には5連敗となるが、政治責任をどう考えるか」と問い詰めました。卓・院長は「私の政治責任は、再議案が通過しなかった場合に、いかにこの国を救うかにある。憲政体制における権力分立が破壊され、国民の権利が侵害され、十分な討論を経ずにプロセスの適切性を欠いた法案が国に深刻な影響を与えないよう努力することだ」と強調しました。
(編集:呂学臨/王淑卿/本村大資)