2年に1度アジア圏で開催される国際学会「Underwater Technology (UT)」が3日から3日間にわたり、北部・台北市の圓山大飯店(ザ・グランドホテル)で開催されています。同学会のテーマは、海洋ロボット、水中音響・通信、海洋制御システム開発、海洋における強靭性など海中工学に関する幅広い分野に焦点が当てられます。
3日の開幕式には日本の東京大学の浦環名誉教授と、かつて台湾の海軍上将や国防部(防衛省)副部長を務めた経験のある最大野党・国民党の陳永康(ちん えいこう)・立法委員(国会議員)らが招かれ出席しました。
浦氏は東京大学海中工学研究センター長・教授を退職後、九州工業大学社会ロボット具現化センター長として、海底ロボットの技術発展に尽力しました。 今回は、「海底ロボット開発」をテーマに、海中工学技術開発の最新動向を語りました。
陳・立法委員は、「海洋を知り台湾を知る〜『孫子の兵法』から台湾の海洋の強靭性を読み解く〜」をテーマに、台湾の海洋安全保障を分析した講演を行い、「島国である台湾は、変化する地政学のもとで共通の作戦イメージを活用し、防衛力を強化すべきだ」と強調、また、国産潜水艦計画についても触れ、「技術開発と専門的な教育訓練を通じて、地域の安定を確保するために海上防衛の強靭性を高めるべきだ」と述べました。
(編集:豊田楓蓮/呂学臨/本村大資)