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228事件から78年、受難者家族は真相究明、責任追及、和解に期待

  • 28 February, 2025
  • 駒田英
228事件から78年、受難者家族は真相究明、責任追及、和解に期待
二二八事件記念基金会の薛化元・董事長は、国史館は国内において戦後史の研究を行う人が最も多い機関であるとして、国史館に政治の公文書の研究、編纂を行う職権を与え、引き続き真相究明にあたり、責任を追求し、移行期の正義を推進していってほしい、そうして初めて社会のコンセンサスが構築されていくと述べた。(写真:資料写真、Rti)

228事件から78年にあたる今日2月28日、二二八事件記念基金会は「228平和記念式典」を開催しました。二二八事件記念基金会の薛化元・董事長は、毎年式典を開催し追悼するのは、受難者及びその家族をいたわるだけでなく、さらなる責任の探求と真相究明、並びに移行期の正義の継続的な推進にあり、そうして初めて社会のコンセンサスが構築されていくと説明しました。

228事件の家族代表も三つの要望を提示し、真相究明、責任追求、和解、並びに人権教育の推進を要望、より多くの若者がこの時代の歴史を理解できるよう希望しました。

二二八事件記念基金会の薛化元・董事長は、挨拶の中で、長期間に渡り、民間、社会から絶えず催促され、行政院(内閣)と二二八事件記念基金会は既に報告を三回行っており、研究を通じ、政府から行政長官、軍政の重要人物、情報部署の当時の行動について明らかにするとともに、彼らが負わざるを得ない責任について討論したと説明、しかし、皆はなお、228事件は「受難者だけがいて、加害者がいない」と不満をもっており、その理由については、社会における討論が足りないとの考えを示しました。

薛化元・董事長は、今日もなお、一部の知識人は、228事件はエスニック・グループ間の問題だと考えていると指摘、会場の頼清徳・総統に対し、国史館は国内において戦後史の研究を行う人が最も多い機関であるとして、国史館に政治の公文書の研究、編纂を行う職権を与え、引き続き真相究明にあたり、責任を追求し、移行期の正義を推進していってほしい、そうして初めて社会のコンセンサスが構築されていくと述べました。

228事件の受難者家族の李慧生さんは、受難者家族を代表し三つの要望があるとし、一に真相、二に責任追及であり、これは最も重要なことで、必ず加害者をみつけだし、誠実に国の歴史に加えなくてはならない、そうしてはじめて和解に向かっていくことができると述べました。そして、最大野党・国民党に向け、真相から目を反らして直接和解しようと考えてはならないと呼びかけました。そして、228事件は単に政治問題であるだけでなく、人権問題だと主張しました。

李慧生さんはさらに、過去二二八事記念館では、建国高級中学(高校、略称は建中)に関する特別展を開催し、当時受難者となった建国高級中学の生徒と校長を追悼したが、学校側は誰も参加させなかったと指摘、教育は最高の国防であり、人権教育は特に重要であると主張しました。

(編集:駒田英/中野理絵/本村大資)

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