日本の在台湾大使館に相当する、日本台湾交流協会が26日夜、北部・台北市内のホテルで「天皇誕生日祝賀レセプション」を開催、蕭美琴・副総統が招かれて出席しました。蕭・副総統はあいさつの中で、「まさかの時の友こそ真の友」ということわざで台湾と日本の関係を形容するとともに、台湾はこれからも引き続き自己防衛力を強化し、日本などの理念の近い国々と手を取り合い、共にインド太平洋地域の自由、平和、安定、繁栄を守っていくと述べました。

26日夜のレセプションには蕭・副総統のほか、立法院(国会)の韓国瑜・院長(議長)、国家安全会議の呉釗燮・秘書長、国防部(防衛省)の顧立雄・部長(防衛相)、台湾の対日本窓口機関・台湾日本関係協会の蘇嘉全・会長、呂秀蓮・元副総統ら政府要人と各国の台湾駐在大使や代表も出席しました。
安全保障の議題について、蕭・副総統は、台湾と日本は同じ第一列島線に位置し、地域の平和と切っても切れない関係にあるとし、アメリカと日本が首脳会談で台湾海峡の平和と安定を維持する重要性を強調し、力と威圧によって現状を変えるいかなる試みにも反対し、台湾による国際機関への有意義な参加を支持したことに感謝するとともに、台湾はこれからも引き続き自己防衛力を強化し、日本などの理念の近い国々と手を取り合い、共にインド太平洋地域の自由、平和、安定、繁栄を守っていく決意を示しました。
蕭・副総統は日本各界に対して、台湾の環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定(CPTPP)を含む地域経済統合への参加を引き続き支持し、その実現に協力するよう求めました。蕭・副総統は現在、国際社会がサプライチェーンの安定と安全性を重視しているとし、台湾と日本は今後も引き続き産業における協力を強化し、共に信頼できる民主主義のサプライチェーンを構築するよう期待を示しました。

韓国瑜・立法院長はあいさつの中で、立法院には現在113人の立法委員(議員)がいる。台日交流聯誼会に参加している立法委員が85人に上っている。これは台湾と日本の間の緊密な交流を示しているとし、政党にかかわらず立法委員らはみな台日関係を非常に重視していると説明しました。

日本の駐台大使に相当する日本台湾交流協会台北事務所の片山和之代表は台湾華語で行ったあいさつの中で、台湾は日本にとって極めて重要なパートナーであり、日本の新政権発足後も、日台関係の重要性が変わらない。台湾海峡の平和と安定は日本を含む国際社会の繁栄と安全にとって極めて重要な要素だと指摘、日本は、台湾問題は対話を通じて平和的に解決すべきで、一方的に力によって現状を変更すべきではないという、一貫した立場を国際社会に伝えると述べました。
(編集:王淑卿/本村大資)