世界最大のデジタル人権会議(RightsCon、ライツコン)が24日に開幕し、デジタル発展部(デジタル発展省)は会議開催前に国際記者会見を行いました。デジタル発展部の黄彦男‧部長(大臣)は挨拶で、主催者が我が国政府と国民の民主主義と自由を追求する固い意志を認識し、台湾をグローバルなデジタル人権会議の開催地として選定したことに感謝の意を表明しました。また、特殊な外交環境にある台湾が存在感を示す機会となったとし、台湾は自由と民主主義を堅持し、国際民主主義連盟の砦となることを目指すと述べました。
デジタル時代における人権に関する会議「RightsCon(ライツコン)」は24日から4日間にわたり台湾北部‧台北市内で開催され、デジタルと人権に関する500以上のシンポジウムが予定されています。デジタル発展部は24日午前、「我國運用數位貢獻,創造國際外交空間(我が国のデジタル貢献による国際外交空間の創出)」と題した記者会見を開催しました。
黄彦男‧部長は挨拶で、RightsConの台湾開催は台湾のデジタル外交における重要なマイルストーンであると指摘。デジタル発展部は、デジタル技術が急速に発展する過程において、台湾が民主主義と平和の維持に対して示してきた信念を、国際デジタルガバナンス‧コミュニティーが評価してくれたことに感謝の意を表明しました。
黄彦男‧部長は台湾は自由と民主主義を堅持し、国際民主主義連盟の砦となることを目指すと述べました。さらに、「主催者が我が国の政府と国民の民主主義と自由を追求する固い意志を認識し、台湾をグローバルなデジタル人権会議の開催地として選定したことに感謝する。これにより、特殊な外交環境にある台湾が存在感を示す機会を得ることができた」と語りました。
黄‧部長は、デジタル発展部が信頼と権利の平等、レジリエンスの持続可能性、自由と多様性、イノベーションと成長というデジタル政策目標を掲げ、台湾をグローバルなデジタル発展における模範国家とするべく積極的に推進している。この展望を実現するため、デジタル発展部は国家のデジタルレジリエンスの強化、デジタル経済の発展促進、詐欺防止対策の推進という3つの方向性を主軸として、台湾のデジタル発展におけるガバナンス能力を全面的に向上させているとし、また、通信、情報、サイバーセキュリティ、ネットワーク及び放送などの発展を促進するため、デジタル発展部は円滑なデジタルハイウェイネットワークを構築し、レジリエントな社会の構築、デジタルガバナンスの最適化、産業イノベーションの推進に向けた確固たる基盤を築いていると説明しました。
黄‧部長はまた、これらすべての取り組みは台湾の民主主義と平和への固い信念に基づいており、多様性、開放性、自由の価値を重視しているからこそ、急速に変化するデジタル時代において、人間中心のアプローチで、より包摂的で強靭性のある未来を創造することができると強調しました。
台湾民主実験室の共同創設者である曾柏瑜氏は挨拶で、この会議によってグローバルな視点から、国際協力とデジタルレジリエンスの構築を通じて、非民主主義国家や権威主義国家による浸透にいかに対応するかを議論する機会が得られたと指摘。また、台湾はこのデジタル戦争についてよく知っており、それは長年にわたり中国からの情報戦攻撃に直面してきたからだ。これらの攻撃は政府だけでなく、公民社会やメディア、さらには企業にまで及んでいる。一国の努力だけでは不十分であり、民主主義国家は協力を深め、真のグローバルなデジタルレジリエンスを構築することで、情報戦に効果的に対抗し、民主主義的の価値を継続的に確保することができると述べました。
(編集:許芳瑋/本村大資)