旧正月(春節)期間中、多くの人々が道教の宗教施設である廟に「走春」(新年の始まりに家族で出かけることで、その年を裕福に過ごせるとされる風習)に訪れる。参拝の際には、ほとんどの人がお賽銭を寄付するため、各地の寺廟では莫大な額のお賽銭が集まる。
台湾中部‧彰化県にある南瑤宮の統計によると、旧正月の元日(1/26)から旧正月5日(2/2)までの期間に、約170万台湾元(約768万日本円)のお賽銭が寄せらたという。春節の連休中は銀行が営業していないため、このお賽銭はすべて廟の金庫に保管された。
しかし、これはまだ少ないほうである。台湾中部‧南投県にある竹山紫南宮には、春節期間中、1日約10万人が訪れ、1日だけで約170万台湾元(約768万日本円)のお賽銭が集まった。春節連休では、合計約2600万台湾元(約1億 1,759万日本円)ものお賽銭が寄せられた。そのため、廟内では管理しきれないほどの金額となり、銀行は特別対応として、春節連休中も毎日銀行員を派遣し、警察の護衛付きで現金を運搬し、安全に銀行へ預ける措置を取ったという。
(編集:許芳瑋/本村大資)