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花火にドローンショー!台南正統鹿耳門聖母廟で「春牛」争奪戦

  • 16 February, 2025
  • 王淑卿
花火にドローンショー!台南正統鹿耳門聖母廟で「春牛」争奪戦
南部・台南市にある道教の廟、正統鹿耳門聖母廟が毎年の旧暦1月15日(今年は2月12日)の元宵節に「鞭春牛(春牛を鞭で打つ)の儀式」と「搶春牛(春牛の争奪戦)の儀式」、および花火ショーなどを行い、春を迎え、一年の平穏無事を祈った。この儀式は毎年数万人を引き寄せているという。写真は張り子の牛である「春牛」。この春牛の切れ端を手に入れると、幸運に恵まれることができると伝えられていることから、来場者はみな春牛の切れ端を必死に奪い取ろうとしている。(写真:Rti)

南部・台南市にある道教の廟、正統鹿耳門聖母廟が毎年の旧暦1月15日(今年は2月12日)の元宵節に「鞭春牛(春牛を鞭で打つ)の儀式」と「搶春牛(春牛の争奪戦)の儀式」、および花火ショーなどを行い、春を迎え、一年の平穏無事を祈った。この儀式は毎年数万人を引き寄せているという。

今年、例年の行事や花火大会のほか、廟側は500基のドローンによるパフォーマンスも行ったため、70万人を引き付けたと報じられている。昼間は古い伝統に則った儀式やパレードが行われ、夜には「鞭春牛」と呼ばれる儀式が行われた。「春牛」は紙や竹細工で作った赤い「牛」の造形物。この「春牛」を会場に集まった信者に向かって投げ込み、信者らがそれを奪い合い、切れ端を持って帰るという縁起をかつぐイベント。「一年の計は春にあり」と言われるように、毎年立春に迎春、祭芒神、鞭春牛など迎春の儀式が執り行われた。迎春の儀式は一年の始まりを象徴し、一年間の順調な気候と五穀豊穣、および無病息災を願う。

今年、打ち上げ花火とドローン500基によるショーが3回、信者に向かってロケット花火が放たれるイベントが2回交互に行われ、集まった人々を大いに楽しませた。このイベントには日本の福島県からやってきた白河市の鈴木和夫市長、西郷村の高橋廣志村長、泉崎村の箭内憲勝村長、中島村の加藤幸一村長らも参加し、とても国際色豊かだった。

なお、このイベントを一目見ようと、台湾各地から大勢の信者が殺到したため、会場周辺の農地が荒らされ、農産物が被害を受けた。これについて廟側は15日、声明を発表し、花火迎春大会を行って30年、周辺の農家と、農産物の被害が出た場合、賠償することで合意したため、農産物の被害を受けた農家は双方の合意に基づいて賠償を求めることができると表明した。

(編集:王淑卿/本村大資)

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