ベルギーでは昨年6月に下院総選挙が実施され、8カ月近くを経た今月3日に5党による連立新政権が発足しました。
これを受け、外交部(外務省)は、今月3日に就任したバルト・デウェーフェル(Bart De Wever)新首相と新内閣に祝意を表しました。
外交部はまた、連立新政権が11日に発表した連立協定書の中で、初めて台湾友好の文言が盛り込まれ、台湾海峡の平和と安定を重視する姿勢が強調されたことを受け、心からの謝意を表明しました。
連立協定書の中では他にも、初めて台湾海峡と南シナ海の平和と安定の維持の重要性と、ヨーロッパと関連地域諸国との間の投資協定締結の促進を求めることが強調されました。
外交部はさらに、今後、台湾とベルギーの双方が共通の価値観に基づき、ベルギー新政権との間で引き続き友好関係を促進し、各分野における実質的な交流を強化することで、地域の平和、安定、繁栄を共同で推進すること、並びに両国民の深い友好関係を増進していくことを期待する、と明らかにしました。
その上で外交部の蕭光偉・報道官は「民主主義、自由、人権、法の支配という共通の価値観に基づいて、相互に有益な交流と協力を深め、地域の平和と安定を共同で守っていく」と述べました。
台湾とベルギーの関係は近年、深まり続けています。その例として、台湾の世界保健総会(WHA)へのオブザーバー参加を4年連続で公に支持したこと、また、ヨーロッパ連合(EU)の議長国を務めた昨年は、EUを代表して台湾への支持を表明したこと、さらに、林佳龍・外交部長(外相)が昨年11月、ベルギーの欧州議会本部を訪問し、台湾とヨーロッパの間での民主主義同盟の協力を深めたことなどが挙げられます。
(編集:豊田楓蓮/王淑卿/本村大資)