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米トランプ大統領が紙製ストロー禁止と反風力発電、彭・環境部長:台湾の政策は変わらず

  • 12 February, 2025
  • 中野理繪
米トランプ大統領が紙製ストロー禁止と反風力発電、彭・環境部長:台湾の政策は変わらず
アメリカのトランプ大統領が紙製ストロー禁止と反風力発電の方針を打ち出したことに対し彭啓明・環境部長は、台湾の政策に変更はないと述べた。(写真:CNA)

アメリカのドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領が、紙製ストローを禁止し、風力発電政策に反対する方針を打ち出しました。これについて環境部の彭啓明・部長(大臣)は12日、イベントに参加した際のインタビューで、台湾のプラスチック規制政策の効果は悪くない。再生可能エネルギーは炭素排出量を削減する最も有効的な方法である。このようなことから、台湾では引き続きプラスチック規制の推進および、洋上風力発電の開発を行っていくと述べました。

アメリカのトランプ大統領は先ごろ、紙製ストローの使用を禁止し、プラスチック製ストローに戻すこと、また新たな洋上風力発電施設への連邦政府の公有地の貸与を一時停止するという大統領令に署名し、風力発電に反対の姿勢を明確に示しました。

これについて、彭啓明・環境部長は、アメリカは徹底したプラスチック規制を推進してきた。おそらくトランプ氏の生活経験において、品質の悪い紙製ストローを使い溶けてしまったのではないか。台湾メーカーの紙製ストローの品質は良く、このようなことは起きていない。しかし、紙製ストローにはペルフルオロアルキル化合物及びポリフルオロアルキル化合物(per- and polyfluorinated alkyl substances)が含まれていることは問題の一つであると説明。台湾が実施しているプラスチック削減の取組みは非常に成功していて、政府は引き続き推進していき、国際プラスチック公約と足並みを揃えていく。アメリカで変更するからと言って追随するつもりはないと強調しました。

また風力発電について、彭・部長は、風力発電は陸上風力発電と洋上風力発電に分けられる。陸上風力発電の人々の生活に与える騒音や景観への問題は確かにあり、大きな課題に直面している。このようなことから、環境部の環境影響評価会議でも細かく審査を行っている。先ごろ、初審段階で開発しないことを勧告した事例もあった。

一方、洋上風力発電は、海上に建設することから、人々への影響は比較的小さい。しかし、海洋生態系になんらかの影響を及ぼす可能性はあると説明。そして、国際的には、再生可能エネルギーは依然として炭素排出量を減らす最も有効的な方法であり、環境に大きな衝撃を与えないとしていることから、政府は洋上風力発電開発政策について何も変更することはないと強調しました。

(編集:中野理絵/許芳瑋/本村大資)

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