台湾の大手通信社、中央通信社は22日、インドネシアの次期大統領、ジョコ・ウィドド氏の独占取材を行った。ウィドド氏は、台湾の製造業の能力は高い、インドネシアと中華民国台湾は継続して協力を続けなければならないとして、台湾のインドネシアへの投資が、今後も継続して増加していくことを期待した。
また、ウィドド氏は、10月に行われる自身の大統領就任式に、インドネシア・ジャカルタへの投資計画をもつ、世界最大のEMS(電子機器の受託生産メーカー)、ホンハイ精密工業の郭台銘・董事長を、招待したことを明らかにした。
ウィドド氏は、ホンハイ精密工業がもたらす製造業の能力向上、就業機会、産業モデルの転換に期待していると述べ、インドネシア政府は、ホンハイ精密工業のために、投資許可や土地所得などの問題の解決をサポートするとして、投資を歓迎した。
外交部の高安・スポークスマンは24日、ウィドド氏のこれらの発言に対して、中華民国台湾とインドネシアの双方の関係及び経済貿易の協力、交流は密接であると指摘、中華民国台湾にとってインドネシアは台湾の10番目の貿易パートナーであり、年度貿易総額は123億米ドルに達していると述べた。また、中華民国台湾はインドネシアにとって九番目の投資国であり、投資額は153億米ドルに達している。民間と企業の交流も非常に密接だ、と強調した。
高・スポークスマンは、中華民国台湾とインドネシアでは二重課税の回避と脱税防止の協定、投資保証協定、農業技術協力協定を結んでいる。今後、台湾は、インドネシアと既存の基礎の下、さらに双方の関係を強化していくと述べた。
また、高・スポークスマンは、ウィドド氏が、ホンハイ精密工業の郭・董事長を10月に行われる大統領就任式に招待している事について、楽観視していると述べた。
また、ホンハイ精密工業は招待について「光栄だ」と述べ、郭台銘・董事長の出席できるかどうかについては情況を見て判断すると述べた。