商売の神様として知られ、台湾北部の廟宇の中で、最も多くの参拝者が訪れる台北市の関羽廟、行天宮で、お参りの際の線香や果物、菓子類などのお供えが廃止されることとなった。
行天宮は24日、近年自然環境の変化は大きく、地球の温暖化も日増しに深刻となっているとして、環境に優しく、かつ万物に対し慈しみの心をもつという教えをもとに、26日から、線香をお供えするための香炉と、供物台を設置しないことを決定した。
行天宮では信徒に対して、「お参りに来た際には、両手を合わせ、こころをこめてお祈りをすれば、線香の代わりになる。敬虔な気持ちでお祈りをすれば、その祈りは天に届く。心があればお供えはいらない」と説明した。
行天宮は台北市中山区にある本宮のほか、台北市北投区に北投分宮、新北市三峡区に三峡分宮があり、2つの分宮でもお供えは廃止となる。