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頼・総統「中国の台湾併呑意欲強し、心ひとつに台湾を守ろう」

  • 31 January, 2025
  • 駒田英
頼・総統「中国の台湾併呑意欲強し、心ひとつに台湾を守ろう」
頼清徳・総統(中央)は31日午前、中部、台中市の「豊原慈済宮」、「台中楽成宮」をお参りし、市民に「福袋」と呼ばれるお年玉を配った。(写真:総統府提供)

旧正月三日目の31日、頼清徳・総統は午前、中部・台中市の豊原慈済宮と台中楽成宮を参拝し、「福袋」と呼ばれるお年玉を配りました。

頼・総統は、与党・民進党の何欣純・立法委員(国会議員)、蔡其昌・立法委員と共に豊原慈済宮を参拝した際の挨拶の中で、「武力による威嚇、あるいは利益誘導による取り込み、さらには各種方法による統一戦線工作と、中国の台湾併呑の企みはますます強まっている。法務部によれば、この一、二年、中国によるスパイ行為で起訴されるケースが増えており、彼らは一般市民、地域の里長、公務員、廟の職員などに対して、宗教交流など各種の交流機会を利用している」と指摘、十分に注意するよう呼びかけました。

頼・総統はそして「我々にはこの土地、2300万人の人々には、この『サツマイモ』の形の土地しかない。そして、我々は民主的な生活を過ごしている。よって、心を一つにして、台湾、そして民主主義を守り、中国に台湾を統治させてはならない。通常時の競争は競争として、我が国の主権、民主的な生活スタイルは、決して放棄してはならない」と強調しました。

頼・総統はさらに、人々に向け、「旧正月休み期間はお金もうけを願うものだが、全世界で各種の詐欺事件が横行しており、台湾も例外ではない」として、台湾では一日500件以上の詐欺事件が発生し、その被害額は4億台湾元(日本円約18億7670万円)を超えていると警告しました。そして、全ての詐欺事件のうち、金額が最多となっているのが投資詐欺で、全てLINEグループで行われていると指摘、特にグループ内に「サクラ」と見られるメンバーがおり、投資でいくらもうけたと嘯くが、こうした「サクラ」は、全く知らない相手であるとして、こうしたもうけ話を決して信じてはならない、と呼びかけました。

頼・総統はまた、2016年2月に、南部・台南市で大地震が発生した際、豊原慈済宮の信徒たちは、主任委員の先導のもと、浄財によって台南の人々を苦境から救った、と称賛しました。頼・総統はそして、国際情勢が急激に変化する現在、媽祖様に神通力をいかんなく発揮して頂き、台湾の安泰、国民の平穏、そして順風満帆となること、さらには近日、地震が頻発し市民が不安に感じている南部の台南、嘉義が無事であるよう祈っている、と述べました。

(編集:駒田英/中野理絵)

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