アメリカのトランプ次期大統領の就任式が現地時間20日に行われるのを受け、台湾の立法院(国会)の韓国瑜‧院長(国会議長)が超党派祝賀団を率いて19日午後、列車でワシントンD.C.に到着しました。台湾の俞大㵢‧駐米代表(大使に相当)が、ユニオン駅のホームで一行を出迎え、その後、一行は宿泊先のホテルへ向かいました。ホテルの外では、アメリカ在住の台湾出身者らが出迎えました。
トランプ氏の就任式は、寒波による厳しい寒さのため、連邦議会議事堂内の円形の広間(ホールロタンダ、Capitol Rotund)で開催されることとなり、屋外での式典はすべて中止となりました。スペースの制限により、主催者側は円形の広間に数百席のみを用意したため、台湾祝賀団一行は入場ができず、別の形での参加となるということです。
祝賀団が宿泊先のホテルに到着した後、俞大㵢・駐米代表は直ちに就任式への参加方法について祝賀団に説明を行いました。これに対し韓国瑜‧立法院長は、アメリカ側の手配を完全に尊重すると述べ、「明日早朝から、変わらず最大限の祝意をもって、台湾同胞からアメリカの新大統領とそのチームへ、最高の祝福と心からの熱意を伝えたい」と語りました。また、祝賀団は朝6時にホテルを出発する予定だと説明しましたが、就任式をどの場所で見ることになるかについては明言せず、台湾の在アメリカ大使館に相当する駐米台北経済文化代表処がまだ調整中だと述べました。
韓‧院長が率いる祝賀団のメンバーは、与党‧民進党の王定宇‧立法委員(国会議員)、陳冠廷‧立法委員、郭昱晴‧立法委員、野党‧国民党の葛如鈞‧立法委員、李彦秀‧立法委員、柯志恩‧立法委員、そして野党‧台湾民衆党の陳昭姿‧立法委員を含む合計8名です。
一行は、ワシントンD.C.に4日間滞在し、その間にアメリカ連邦議会上下院議員との面会、シンクタンクのウィルソン国際センター(Wilson Center)とヘリテージ財団(The Heritage Foundation)で非公開の座談会の開催、アメリカの対台湾窓口機関である「アメリカ在台協会(AIT)」の本部への訪問を予定しているということです。
祝賀団は現地時間22日に記者会見を開き、今回の訪問成果を説明し、その後、「大華府台灣商會(Taiwanese Chamber of Commerce Greater Washington DC、グレーターワシントンDC台湾商工会議所)」主催の夕食会に出席する予定で、楊懿珊‧駐米副代表も出席する見込みです。一行はその後列車でニューヨークに戻り、23日に台湾へ帰国する予定だということです。
(編集:許芳瑋/本村大資)