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卓・行政院長が海洋委員会の式典に出席、グレーゾーンの安全維持と国家主権保護に期待

  • 10 January, 2025
  • 岩口 敬子
卓・行政院長が海洋委員会の式典に出席、グレーゾーンの安全維持と国家主権保護に期待
10日、行政院の卓栄泰・院長(首相)と海洋委員会の管碧玲・主任委員は、2隻のフリゲートの命名・進水式、そして巡視艇2隻の引き渡し式に出席した。(写真:行政院フェイスブックより)

台湾の政府は2018年から海上巡視能力強化のため、400億台湾元(日本円で約1920億円)を投じ、141隻の新型艦艇を建造する計画を進めています。行政院(内閣)の卓栄泰・院長(首相)と海洋委員会の管碧玲・主任委員は10日、2隻のフリゲートの命名・進水式、そして巡視艇2隻の引き渡し式に出席しました。

海洋委員会海巡署は600トン級のフリゲートを建造。この日に進水したのは「長濱」と新たに命名された10隻目の同じく600トン級のフリゲート「蘇澳」です。600トン級のフリゲートの特徴は広い甲板と45ノット以上の速度、そして強風への耐性強化、増設された高圧放水砲や、転覆時の自動復元装置の搭載が可能な点です。これにより、海上救助、漁船への立ち入り検査や駆逐などにおいて大きな助けとなります。

卓・院長は、新たに進水、そして引き渡された艦艇が台湾の海域を守り、そして国土の安全を守る役割を果たすと述べました。

卓・院長は、本日引き渡されるいくつかの艦艇は、国家政策を実行するための重要な利器として、皆さんの手に託される。ここで「長濱」の引き渡しとC612号の命名、進水式、そして2隻の巡視艇の引き渡しに立ち会えることを非常に光栄に思うと述べました。

進水式には北東部・宜蘭県蘇澳鎮にある岳明小学校の帆船チームが招待されました。卓・院長は、昨年7月、このチームが離島を回る航海に出航した際、自身が立法院での質疑応答のため参加できなかったことを非常に残念に思っていたと述べ、今回「海洋の神のご加護」で、式典に参加できたことで夢が叶い、心残りを埋めることができたと語りました。

さらに卓・院長は、海巡署が領海を守るために日々尽力していることに感謝の意を示し、漁業権の保護、海上事故の救助、麻薬取締りの最前線としての活動、グレーゾーンの安全維持、さらには国家主権の尊厳を守ることを期待するとし、共に地域と国家の安全のためにさらなる貢献ができるよう呼びかけました。

(編集:岩口敬子/中野理絵/本村大資)

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