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救難艦「大武艦」初披露、潜水鍾も搭載し水中救助能力を実証

  • 09 January, 2025
  • 中野理繪
救難艦「大武艦」初披露、潜水鍾も搭載し水中救助能力を実証
昨年10月末に引き渡しが行われた大武級救難艦「大武艦」が初めてメディアに公開された。(写真:Rti)

昨年(2024年)10月末に引き渡しが行われた、中華民国台湾初の10万トンの曳航能力を備えた大武級救難艦「大武艦」(艦番号571)が9日午前、南部・高雄の左営軍港で初めてメディアに公開され、消防放水銃や潜水鐘のつり上げなどの救難演習が行われました。

海軍一九二艦隊の陳明峯・隊長は、「大武艦」の最大の特徴は機動力の高さと曳航能力の強さであると紹介。

「これまでの救難艦は潜水鍾を備えていなかった。関連する作業を行う際には水中作業チームの潜水鐘を本船に移すとこから始める必要があり、多くの時間を要していた。大武艦は現在、直接、潜水鍾とダイバーを配備しており、命令を受けたら直接任務執行に向かうことができる」と説明しました。

この他、海軍の水中作戦部隊も、2024年末に落成したばかりの「潜水訓練センター」内部での訓練課程を初めて公開。遭難船の引き上げ、水中溶接や切断などの訓練を行いました。

水中作戦部隊の陳志信・隊長は、新たな訓練プールの深さは13メートル、以前の3.8メートルのプールと比べ深くなった。軽装備にも重装備にもどちらにも役立つと説明しました。

陳志信・隊長は、「海の状況が悪い時は、港内や外海では訓練ができなかった。しかし、深水プールであれば風や潮流の影響を避けることができる。これまでの3.8メートルの訓練プールとは違い、基礎訓練をしっかりと行うことができる。高度なトレーニングは外海に出る必要がある」と語りました。

この他、今後、潜水艦の国産化政策にあわせ、海軍は新たな潜水艦救難艦を建造するのかについて、海軍は、関係する計画は既に策定され、現在、実行中であると述べました。

(編集:中野理絵/許芳瑋/本村大資)

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