頼清徳・総統は3日、中部・台中市にある中華民国陸軍清泉崗基地で、兵舎の竣工式典を執り行いました。頼・総統は兵舎到着後、新築の営舎など各施設を見学しました。そして、自らテープカット行った後、士官や兵士の代表と共に昼食をとり、陣中見舞い金を手渡しました。
頼・総統は挨拶の中で、「清泉崗兵舎の一部の営舎は50年以上使われている。蔡英文・前総統は任期中、士官や兵士の生活の質を改善する為、特別に『興安プロジェクト』を推進し、営舎新築の為の予算を投入した」と説明しました。頼・総統はそして、「これらの真新しいビルは、快適で優れた軍隊生活づくりという政府のビジョンを象徴するものだ。これによって、士官や兵士は、軍事訓練という本分により集中することができるほか、軍隊への帰属感が高まり、故郷、国家の防衛の為に、更に大きな力を尽くすことができると信じている」と述べました。
頼・総統はさらに「三軍の統帥として、士官や兵士の生活空間改善の問題には最も関心を払ってきた。先週の金曜日も、最南端の屏東県へ赴き、涼山兵舎の竣工式典に出席した。現在、『興安プロジェクト』執行の成果を通じ、国軍の居住環境の実質的な改善を国民に見てもらうことができた。そして、この件を通じ、より多くの優秀な人材を国軍に呼び込み、国軍の戦力強化につなげたい。政府は国軍の後ろ盾となり、引き続き各種の改革を推進し、全体的な勤務環境を引き上げていく」と訴えました。
頼・総統は、この式典の前、海軍海鋒第一大隊の元を訪れ、海軍の士官や兵士をねぎらったことを打ち明けました。頼・総統はそして、「陸軍機械化歩兵第234旅団など、昼夜を問わず、持ち場を離れず、国土を防衛し、主権を守っている国軍の皆さんに、この機会に改めて謝意を伝えたい」と述べました。
頼・総統はさらに、国家を防衛し、国民を守ることは国軍にとっても最も重要な使命であると強調、今日、中国、北朝鮮、イラン、ロシアなど権威主義体制の国家が結びついている中で、地域の安定は試練に直面していると指摘しました。頼・総統はその上で、台湾は実力を兼ね備えた平和、自由で民主的な生活を愛する国家を目指している、そして、国軍は永遠に国家と国民の安全を守る安定した力であるとして、国民が豊かな暮らしができるよう、新たな一年、皆が引き続き国家の安全を守りぬいてくれることを期待する、と述べました。
(編集:駒田英/中野理絵/本村大資)