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台北地検が収賄などの罪で柯文哲氏に28年6ヶ月求刑

  • 27 December, 2024
  • 豊田 楓蓮
台北地検が収賄などの罪で柯文哲氏に28年6ヶ月求刑
台北地方検察署は26日、台湾民衆党の柯文哲・党主席を汚職や政治献金の横領などで起訴し、合計28年6か月を求刑。(写真:民衆党提供)

台湾北部‧台北市の台北地方検察署(台北地検)は26日、台湾の第2野党・台湾民衆党の柯文哲・党主席(党首)を、市内に建設中の複合商業施設「京華城(京華広場)」の建設を巡る汚職や政治献金の横領などで起訴し、合計28年6か月を求刑しました。

台北地検は、26日、京華城の土地に対する違法な容積率優遇措置を巡る不正や公益上政治献金横領、柯・被告が関係する慈善基金会への寄付金の選挙スタッフの給与への流用、その他、柯・被告の政治献金専用口座の収支報告書への事実と異なる記載の4つの疑惑についての捜査を終結させたと明らかにしました。このうち、京華城に関する不正疑惑には、腐敗防止条例における職務に反する収賄罪、及び、関係企業を通じて公益上で所有した政治献金を横領した罪が適用され、政治献金に関する疑惑には、公益上政治献金横領罪と関係基金会への背任罪が適用されます。

台北地検によりますと、柯・被告の事務所で押収された破れたメモ用紙には、共犯者に出国を指示する文言や民衆党の事業である木可公司の決算に関する検査の有無などの文言の記載があり証拠が充分であるにも関わらず言い訳として言いがかりをつけ、態度が悪いことは明らかであるから、収賄罪に関して懲役15年を求刑すると発表しました。この事に関し台北地検署の高一書・主任検察官は、「柯・被告が中華民国台湾の法律を遵守し、賄賂を受け取らないなどという市長の宣誓に違反し、財団法人から数百億台湾元の不法な利益を得ようとしたこと、また1000万台湾元(およそ4700万円)の賄賂を受け取り、数千万台湾元の政治献金を不正に横領した罪に問われているにも関わらず、罪を犯した後の態度は悪かった。そのため、職務に反する収賄を行った罪で懲役15年に加えて罰金5000万台湾元(およそ2億4000万円)、さらに公権剥奪10年を求刑した」と述べました。

高・主任検察官はその他、民衆党の政治献金を横領した罪で懲役5年、木可公司を通じて政治献金を横領した罪で懲役6年、慈善基金会への背任罪で懲役2年6か月をそれぞれ求刑し、合計で懲役28年6ヶ月を求刑したと公表しました。

一方で、住宅、商業施設、オフィスビルへの投資と開発や広大な土地を持つニュータウンの開発案などを主な事業とする「威京グループ」の沈慶京・主席が柯・被告と台北市議会議員の應曉薇氏に不正な賄賂を渡し、官職の売買という形で数百億台湾元の不正な利益を得た罪で有罪判決を受けました。

沈・被告は犯行後、事前に予想される意見に対し、柯・被告と應・議員に関連情報を削除するよう連絡することで口裏合わせをし、さらに拘置所の審問で裁判官に対し「賄賂の支払いに小切手を使うような愚かなことはしない、すべて現金だ」などと詰め寄るなど、司法を挑発し、法に背いた好ましくない態度をとったため、関係企業を通じて公益上で所有した政治献金を横領した罪により懲役5年、職務に反する収賄を行った罪で懲役12年の実刑判決が下されました。

また、應・議員は、沈・被告から数千万台湾元の違法な賄賂を受け取った上、空港から逃亡しようとしたことから、反省が見られず、重大な悪意を持っていたことが明らかとされたため、自身の職務に背任しマネーロンダリングなどの方法で賄賂を受け取った罪で合計16年6ヶ月が求刑されました。

台北地検はまた、元台北市副市長の彭振聲氏が、法律違反であることを知りながら数百億台湾元の違法な利益を基金会に与えようとした罪に対し、官職としての評判を堕落させたものの、捜査中に罪を自白したことから、法律に基づき減刑され、懲役3年の判決を求刑したと発表しました。

(編集:豊田楓蓮/王淑卿/本村大資)

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