台湾の公平交易委員会(日本の公正取引委員会に相当)が25日、台湾の「Uber Eats(ウーバーイーツ)」による「foodpanda(フードパンダ)」買収計画を認めない決定を発表しました。
大手フードデリバリーサービスの「Uber Eats(ウーバーイーツ)」を運営するウーバーテクノロジーズは今年5月14日にドイツの宅配大手デリバリーヒーロー傘下の「foodpanda(フードパンダ)」が台湾で展開する宅配事業を買収する計画を発表し、大きな注目を集めています。
公平交易委員会の陳志民・副主任委員は25日夕方に開かれた記者会見で「ウーバーイーツ」の主な競争相手は「フードパンダ」だ。両社が合併すれば、市場シェアが90%を超え、「ウーバーイーツ」をけん制するライバルがいなくなる。商品価格と飲食業のサービス料を引き上げる可能性があると指摘、両者の合併に反対しました。
「ウーバーイーツ」は25日、声明を発表し、公平交易委員会の決定に失望を表明しながらも、台湾は全世界の市場の中で高成長を示す、宅配のビジネスチャンスに満ちている市場の一つだとし、今後も台湾への投資を継続すると述べました。
なお、ドイツの宅配大手デリバリーヒーローも25日に声明を発表し、台湾市場の経営を続けるとともに、各種のサービス向上に努めるとしています。
(編集:王淑卿/本村大資)