国会に当たる立法院が24日、司法院の大法官人事に対して同意権を行使、7名の大法官とも半数の国会議員である立法委員の同意が得られない結果となりました。
憲法の規定によれば、司法院に大法官を15人設けなければなりません。その一人は院長が、もう一人は副院長が担当します。現在、司法院には大法官が8人しかおらず、7人を新たに補充する必要があります。頼清徳・総統は8月末、張文貞氏を司法院長に、姚立明氏を副院長に、何頼傑氏、陳運財氏、王碧芳氏、廖福特氏、劉静怡氏を司法院大法官の人選として指名しました。
立法院は24日、司法院大法官人事に対して同意権を行使、指名された人選が過半数、すなわち57人の同意を得る必要があります。立法委員らは午前9時から投票を行い、11時に開票の結果、野党・国民党の立法院党団はこの7人の人選にすべて反対を示しました。野党・台湾民衆党の立法院党団は、劉静怡氏の人事だけに同意し、ほかの人事に対してすべて反対を示しました。与党・民進党の立法院党団は、張文貞氏ら6人の人事に同意しましたが、劉静怡氏の人事だけに反対を示しました。
国会議長である立法院の韓国瑜・院長は正午、投票の結果として、張文貞氏、姚立明氏、何頼傑氏、陳運財氏、王碧芳氏、廖福特氏は同意51票、反対62票、劉静怡氏は同意8票、反対105票、無効票0票だと発表、大法官の人選7人とも立法院の同意を得ることができない結果となりました。
(編集:王淑卿/岩口敬子/本村大資)