総統府の全社会防衛強靭性委員会の二回目の会議が今週に開かれます。それに先立ち、頼清徳・総統は24日、北部・新北市と台湾の宗教団体、慈済慈善事業基金会板橋支部が共同で開設した防災センターを視察しました。
頼・総統はあいさつの中で、台湾は地震帯に位置し、毎年台風にも見舞われているため、各種の防災の準備を整えなければならない。これは台湾の運命だ。そのため、総統就任後、防災の重要性に鑑み、特に総統府に全社会防衛強靭性委員会を設置、中央、地方、及び民間団体の参加を募った。政策を打ち出すと同時に対策もとり、各種の状況を想定して地方自治体との協力を強化する。今回はその進捗状況を視察するためだと説明しました。
頼・総統はまた、新北市はすべての行政区に共同防災センターを設置したほか、防災にかかわる人数も各県と市の中で成長する速度が最も早い都市だ。末端地方自治体の里にも強靭性の高いコミュニティを設置したとし、新北市の侯友宜・市長とそのチームに感謝しました。頼・総統は、侯友宜・市長が全国で最も大きい行政区である新北市の防災に成功すれば、台湾の防災は半分成功すると期待を寄せました。
頼・総統はさらに慈済慈善事業基金会の顔博文・執行長率いるグループが防災訓練に参加したことにも感謝、共同防災センターは西洋医学、漢方医学を提供したほか、衣食住、交通、娯楽などにも配慮し、異なるジェンダーや年齢層のニーズも考え、ペットさえもよいケアを受けており、非常に素晴らしい。慈済慈善事業基金会が発明した「防災のための七つの宝物」はヒューマニズムに満ちていると賞賛しました。
頼・総統は、今回の防災訓練にはいくつかの特色がある。最も重要なのは中央と地方、政府と民間の協力だ。これは成功に向けての第一歩だ。日本の石破首相もかつて公の場で台湾の民間の力の大きさを称賛したことがあると述べました。
頼・総統は、今後の協力強化に期待している。防災をよりよくするため、中央と地方、政府と民間、団体や社会法人と国民との協力に期待している。これからの自然災害、または地政学的な変化など、準備を整えれば、怖くないと激励しました。
新北市と慈済慈善事業基金会板橋支部が共同で開設した防災センターは普段は防災関係者の訓練基地ですが、災害が発生した場合、直ちにボランティアの分業、避難民の収容などの場所として利用することができます。24日は大規模な災害が発生したときの収容作業に関する訓練が行われました。
消息筋によると、頼・総統が24日、同センターを視察した目的は、公的機関と民間がいかにして協力し、いかにして資源を統合するかを確認するほか、民間団体からも防災の経験を学び、今週木曜日26日に始まる全社会防衛強靭性委員会の机上訓練を盛り上げることにあります。実際の検証を通じて地方の災害救助の力を高め、台湾社会全体の強靭性を向上させるのが狙いです。
(編集:王淑卿/岩口敬子/本村大資)