台湾とニュージーランドが2013年、経済協力協定(ANZTEC)を締結、それによれば、2025年からニュージーランドの乳製品の輸入関税が撤廃されます。消費者や企業が牛乳など乳製品や加工製品を安く買えるようになる一方、台湾の酪農家への影響が懸念されています。
農業部(日本の農水省に相当)は、台湾の酪農家が設備を改善し、生産効率を高め、コストを下げるよう図るため、毎年予算を編成して台湾の酪農家を支援している。その影響で、過去10年、国産の牛乳の量は2014年の36.3万トンから2023年の47.2万トンに増え、生産量も生産額も顕著に増加していると説明しました。
国内の酪農家の意見を集めようと、農業部は全国の酪農家との座談会を開催、その意見に耳を傾けています。23日、南部・台南市柳営酪農区で開催された座談会には酪農家と関連産業の代表60人余りが参加しました。参加者は、農業担当機関が自社ブランドの小規模酪農家の乳製品を関連ルートとの協力計画に導入し、飲食業者のチェーン店との協力を強化し、国産の乳製品の使用量増加を促し、産業に協力してコールドチェーンと汚染防止設備や施設を改善して牧場から乳製品の品質と安全性を確保し、市場における国産乳製品の使用を拡大し、引き続き食農教育を通じて国産の牛乳に対する国民の信頼度を高め、正しい情報を伝えるよう期待しました。
農業部の陳駿季・部長(大臣)はこれまで、これらの小規模酪農家の製品が関連ルートに入るのは難しかった。農業部は、これからもこの部分について協力を強化する。そのほかに、酪農家の生産設備の改善にも協力する。国産の牛乳のカーボンフットプリントが比較的低い。これからも国産の牛乳の生産改善に努めるとしています。
農業部は、国内の酪農家の経営環境を改善し、畜産業全体の競争力を高めるため、向こう一週間、南部・屏東県の万丹郷、中部・彰化県福興郷、東部・花蓮瑞穂郷などの酪農家の飼育エリアにおいて一連の産業座談会を開き、業者の建言に耳を傾けます。
(編集:王淑卿/岩口敬子/本村大資)