中華民国台湾は引き続き具体的な行動でウクライナを支援しています。ラトビア共和国における台湾の大使館に相当する中華民国台湾駐ラトビア代表処の協力のもと、「エストニアのウクライナ人組織協会(Association of Ukrainian Organizations in Estonia)」は先日、エストニアの首都タリンでクリスマス慈善及び感謝の夕べを開催し、国家を守るウクライナ軍人の献身と犠牲に感謝を表すとともに、ウクライナの平安を祈りました。駐ラトビア代表処の李憲章‧代表(大使)は23日、この活動は中華民国台湾のウクライナ国民への支援と国際人道支援への強い決意を示すものであり、台湾は今後もエストニアやラトビアなどの理念を共有する国々と手を携え、自由と民主主義の価値を守る努力を続けていくと述べました。
駐ラトビア代表処によりますと、このクリスマス慈善及び感謝の夕べには約400人が参加し、会場のメインビジュアルには中華民国台湾の国旗、「TAIWAN」の文字、そしてウクライナ国旗を背景にした「台湾は自由を支持する」、「Taiwan Stands Up for Freedom」のデザインが掲示されました。イベントの冒頭で司会者は、中華民国台湾駐ラトビア代表処の李憲章‧代表を特別に紹介し、李代表がラトビアからわざわざエストニアまで来てイベントに参加したこと、また台湾代表処からの手厚い支援について説明し、会場からは大きな拍手が送られました。イベントでは、パフォーマンスやチャリティーバザーなどの催しに加え、戦争で犠牲となったウクライナの軍人や市民のために黙祷も捧げられました。このイベントは、国家のアイデンティティ、国民の団結、祝祭の喜び、そして文化の継承など、多面的な意義を持つものとなったということです。
李憲章‧代表はインタビューに応じた際、台湾は常に国際人道支援の積極的な参加者と提供者であり、信頼できる国際パートナーとして、ロシアによるウクライナへの侵略の継続、そして中国による台湾への軍事的脅威に直面している状況について、「台湾は引き続きウクライナと共に歩み、エストニアやラトビアなど理念を共有する国々と手を携えながら、自由民主主義の価値を守るために努力を続けていく」と話しています。
李‧代表はまた、台湾の各界が過去3年間にわたって行ってきたウクライナ支援の具体的な取り組みについて説明しました。それには1億2000万米ドル(日本円で約1862億7100万円)以上の寄付金と800トン以上の人道支援物資・医療物資の提供が含まれており、さらにエストニア、ラトビア、ポーランド、リトアニア、チェコ、スロバキア、欧州復興開発銀行(EBRD)などの理念を共有する国々や国際組織と協力して、ウクライナの復興・再建支援を行っているということです。
駐ラトビア代表処に関して、李‧代表によりますと、代表処は2022年に我が国の政府を代表して、エストニア難民委員会(Estonian Refugee Council)とウクライナの慈善団体(Ziedot.lv)にそれぞれ100万米ドル(日本円で1億5522万円)を寄付し、ウクライナ難民の受け入れを支援しました。これは台湾とエストニア、ラトビア両国がウクライナ支援で協力する先例となり、国際人道支援プログラムへの共同参加のモデルケースとなりました。今年6月には、駐ラトビア代表処が再び台湾の政府を代表して120万米ドル(日本円で1億8627万円)を寄付し、「エストニア国際開発協力センター(ESTDEV)」と契約を締結しました。この支援によって、ウクライナのジトーミル(Zhytomyr)地域に家族向け住宅と地下防空施設を建設し、ウクライナの子どもたちが一日も早く通常の生活に戻り、安心して学校に通えるよう支援を行っているということです。
(編集:許芳瑋/本村大資)