馬英九・元総統は18日、馬英九基金会が主催する青年育成プログラム「大九学堂」のメンバーを率いて、中国のハルビンを訪問しています。一行は、「海峡両岸青年氷雪祭り」に参加するほか、成都の都江堰水利施設を見学。さらに、最も重要な行程として、中国国務院台湾事務弁公室(国台弁)の宋濤・主任と再会する予定です。これは今年2度目の面会になります。馬英九・元総統は、出発前の空港での談話で、元総統として、そして台湾の人々のために、台湾海峡両岸の若者たちがもっと互いに交流すべきだと呼びかけ、両岸の誤解を減らし、政府が両岸の交流を促進する協力をしていきたいと述べました。
馬英九・元総統は、「特に今、世界では戦争が頻発している。両岸関係も私の政権時代よりもはるかに緊張状態にある。私たち馬英九基金会は、実際の行動で両岸の青年交流を促進し、両岸の平和の懸け橋となり、政治的な危機を乗り越え、両岸の民間の交流を渇望する心の声を伝えていく。これは私の元総統としての責任であり、台湾の人々のためであり、両岸の平和のために全力を尽くす」と話しました。
馬英九・元総統は更に、複数回の両岸の青年の相互交流を通じて、両岸の誤解を減らす努力をしている。これも台湾の人々の利益と福祉に合致していると強調しました。
このほか、台湾独立派団体「台湾国」も18日早朝、北部・桃園市の桃園国際空港に現れ、陳峻涵・理事長は、馬英九・元総統の複数回の中国訪問は「動機は純粋ではない」との考えを示し、中国への訪問は自身を矮小化する行為であると批判しました。
(編集:中野理絵/許芳瑋/本村大資)