「台北・上海都市フォーラム」が17日、台北市内のホテルで開催、これは台北市の蒋万安・市長主任後台北で開催される初の対面式の「台北・上海都市フォーラム」になります。中国の上海市の華源・副市長は代表団を率いて出席。
台北市の林奕華・副市長は台北市を代表してあいさつし、このフォーラムは台湾海峡両岸の都市交流と民間交流の重責を担っている。これまで45項目の協力覚書に調印した。その範囲は動物の保護、スポーツ、芸術、文化など多岐にわたっている。民間の交流が深まりつつあると紹介しました。
林・副市長は、「対抗の代わりに対話を行うことを続けていき、共通点を活用すれば、両岸の交流と平和に有益になる」、「台北市と上海市が共に構築した安定な事務的対話メカニズムは、今の両岸関係の足りない部分を補っている。昨年蒋万安・市長は上海で『両都市がうまくいけば、両岸もうまくいく』と表明。上海市の建設に深い感銘を受けた」と述べました。
一方、上海市の華源・副市長はあいさつの中で、両都市はこれまで、経済、教育、医療などの政策で交流を強化しており、昨年(2023年)はさらにグリーン・エネルギーの持続的な開発、MICE産業とバドミントン産業に関する協力覚書を交わし、具体的な成果をあげたと紹介しました。
華源・副市長は台北市と上海市が経済と貿易面で緊密に協力していることから、企業の投資も拡大していると指摘。現在上海に投資している台湾企業は2万3000社に上っていると紹介しました。
華・副市長はまた、上海を訪れる台湾人がますます増えている。今年上海を訪れた台湾人は延べ50万人を超え、そのうち、若者が延べ20万人いる。さらに初めて中国を訪れた台湾人は延べ10万人に達していると説明、上海の市民も台湾を訪れるよう期待を示しました。
華・副市長は、上海の市民が台湾台北を訪れてほしいと述べ、上海市民の台湾旅行実現に対して意欲を示し、市民の台湾への団体旅行の促進に積極的に取り組むと約束しました。
台湾人の中国大陸観光に制限が設けられていないものの、中国の観光客は未だに台湾に旅行に来られません。台湾への団体旅行が可能なのは「福建省の住民」のみです。
上海市の華・副市長の談話に対して、台湾の対中国政策を担う大陸委員会(略称:陸委会)は、台湾への観光が可能な中国大陸住民を「福建省」に制限を設けたのは、中国側だ。今上海市は台湾観光実現に関する談話を発表した。一体誰の談話に効力があるだろうかと疑問を投げかけました。
(編集:王淑卿/岩口敬子/本村大資)