国立陽明交通大学はこのほど第1回台日半導体フォーラムを開催しました。国立陽明交通大学が13日に発表したプレスリリースによりますと、同フォーラムは今月10日から12日にかけて開催され、フォーラムのテーマは「台日グローバル半導体戦略的パートナーシップとイノベーション・スタートアップ」です。陽明交通大学は日本の北海道大学、九州大学、熊本大学、東北大学と共同で、「半導体ナノ技術と生物医学及び応用技術」の推進を目指すとしています。
フォーラムでは、経済部(日本の経産省に相当)の郭智輝・部長(経産相)が講演を行いました。郭・経済部長は、台湾の半導体産業が、上流のIC設計、中流のウェーハ製造、下流のパッケージング・テストまで、すべての分野で世界市場をリードしていると強調。政府が推進しているサイエンスパークのモデルや大学などにおける半導体学部での人材育成は、多くのサイエンスパークの建設や管理経験に繋がっていると述べました。
郭・部長は、経済部が短期、中長期の計画に基づき、日本の法規や税務の理解を深め、台湾のサイエンスパークの管理制度を日本に導入することで、日本国内に進出する台湾企業が産業集積の効果を発揮できるよう支援し、海外投資における問題を解決していくと説明。また台湾と日本が分業体制を通じて半導体サプライチェーンを構築し、経済的パートナー関係を深化させ、経済安全保障を強化することで、持続可能な未来を共に創造することを目指していると述べました。
国立陽明交通大学の林奇宏・学長は、台湾と日本はこれまでコラボレーション(協力)を議論してきたが、現在はコ・クリエーション(共創)を目指している。これは、単なるリソースや能力の共有にとどまらず、双方が共に革新的な解決策を模索し実現していくことを意味すると述べました。
(編集:岩口敬子/本村大資)