中華民国台湾の国交樹立国であるグアテマラの駐グアテマラ台湾大使館は先ごろ、グアテマラの外務省で国交樹立90周年祝賀式典を開催し、カルロス・マルティネス(Carlos Martinez)外務大臣がベルナルド・アレバロ(Bernardo Arevalo)大統領の代理として出席しました。
式典の中でマルティネス外務大臣は、台湾への継続的な支持を重ねて表明するとともに、今年5月、頼清徳・総統就任後、両国の指導層が頻繁に交流を行い、協力プロジェクトも進行中で、台湾は二国間の経済・貿易交流を拡大しようとしており、両国関係は安定して友好的であると述べました。
マルティネス外務大臣は今年5月20日に行われた正副総統就任式に代表団を率いて参加し、その次の日に頼・総統はアレバロ大統領とビデオ会談を行い、両国の協力関係の継続に期待を示した上、アレバロ大統領は、「台湾はグアテマラの重要な同盟国でありパートナーである」と強調していました。
グアテマラのネリー・アビリオ・ラモス・イ・ラモス(Nery Abilio Ramos y Ramos)国会議長とフリオ・エドゥアルド・オロスコ・ペレス(Julio Eduardo Orozco Perez)副外務大臣はそれぞれ7月と8月に台湾を訪問。 外交部(外務省)の林佳龍‧部長(大臣)は10月、頼・総統の特使として国交樹立国のセントビンセント及びグレナディーン諸島を訪問した際、グアテマラにも足を延ばし、アレバロ大統領やマルティネス外務大臣といった要人と会談していました。
林‧外交部長は、外交部長に就任後、台湾の経験を活かして、友好国や同じような理念を持つ国の経済発展を支援し、デジタル、健康、グリーン、強靭性を主軸とする「栄邦(国交樹立国の繁栄促進)計画」を打ち出していました。その具体的な内容は、八大旗艦計画が含まれています。この計画の中の「持続可能な観光」という項目は、林‧外交部長が10月にラテンアメリカを訪問した後に追加された内容です。
外交部国際合作および経済事務司(局)の連玉蘋・司長(局長)は、「林‧外交部長はグアテマラとバルト三国訪問後、特にバルト三国にとって観光が主要な外貨の収入源であることに深い感銘を受け、『持続可能な観光』という考えを打ち出した」と説明しました。
中国の外務省は林‧外交部長がグアテマラを訪問していた期間、直ちに非難、グアテマラに対し、情勢を見極め正しい選択をするよう求めましたが、外交部は直ちにそれを非難し、台湾とグアテマラは良好な友好関係にあり、両国はさらに協力と交流を深め、二国間の友好関係のさらなる強化を推進していくと改めて表明しました。
(編集:豊田楓蓮/王淑卿/本村大資)