先月30日から、中華民国の太平洋における国交樹立国を訪問している賴清德・総統は、現地時間5日午前、経由地であるアメリカ・グアムのグアム議会を訪問し、 テレース・テラヘ (Therese M. Terlaje)議長から贈呈された「歓迎と感謝の決議文」を受けとりました。頼・総統は、グアム議会が4年連続で台湾の国際参加を支持する決議を可決したことに感謝するとともに、台湾とグアムは家族のような関係であるだけでなく、志を同じくするパートナーであることを強調。グアムの議員たちに対し、双方が各分野で交流を拡大し続けることができるよう台湾に招待したいと表明しました。
「繁栄南島 智慧永續((オーストロネシア地域の繁栄のため、スマートでサステナブルな発展を)」がテーマの今回の海外歴訪で、現地時間5日午前にグアム議会を訪問した頼・総統は、台湾の総統として初めてグアム議会を訪問したことになります。グアムのテラヘ議長は、副議長、秘書長代理、多数の上院議員を率いて出迎え、頼・総統のグアム訪問を歓迎し、グアムの経済と人々への台湾の貢献に感謝する決議文を贈呈しました。グアム議会は今回の訪問を生中継し、その際、頼・総統は挨拶の冒頭でカメラに向かってグアムの人々に挨拶を述べました。
頼・総統は挨拶の中で、「グアム議会による招待で訪問できたことを大変光栄に思う」と述べ、グアム議会で可決された台湾に友好的な決議を受けました。頼・総統はまた、「グアム議会は4年連続で台湾の国際参加を支持する決議を可決しており、これは台湾が世界に向けて進むための重要な力となっている」と指摘し、台湾の人々を代表して心から感謝の意を表しました。
頼・総統はさらに、「台湾とグアムは深いつながりを持ち、共にオーストロネシア語族の文化を持ちながら、民主主義、自由、人権という普遍的な価値も共有している。二つの国は家族のようであるだけでなく、志を同じくするパートナーでもある」と述べ、「台湾とグアムは議会で何度も可決された決議に基づいて良好な基盤を築き、双方のあらゆる協力を推進していくと述べました。
頼・総統はまた、「先週、台湾とグアムの直行便が徐々に再開された。 今回の訪問を機会に、上院議員各位を台湾訪問に招請し、台湾の人々の温かいもてなしを体験していただきたいだけでなく、人々に利益をもたらすため台湾と今後も観光、農業、原住民文化など、さまざまな分野で交流を続けることも願いたい」と述べました。
これに対しグアムのテラヘ議長は、「グアムと台湾は、共通の価値観に基づく数十年にわたるパートナーシップを構築し、文化、教育、公衆衛生と医療、経済・貿易関係において深い協力関係を築き、双方に多くの利益をもたらしてきた。グアムの人々を代表して決議文を贈呈することを光栄に思う。また、頼・総統の訪問と台湾のグアムへの貢献を歓迎する」と話しました。
テラヘ議長は決議文の贈呈に加え、頼・総統に対し、地元の特別な木材を彫って作られた、グアムの旗と中華民国台湾の国旗があしらわれた、グアムの人々の強靭性と回復力を象徴する記念品を贈呈。頼・総統はその記念品を高く掲げてメディアの撮影に応じました。
なお、アメリカのAP通信によりますと、アメリカの対台湾窓口機関、アメリカ在台協会(AIT)のイングリッド・ラーソン(Ingrid Larson)執行理事は5日、グアムで、「アメリカは台湾が『脅威から自国を守る』ための支援を続けていく」と表明。
ラーソン執行理事は、「台湾が直面する脅威に応じて、アメリカは台湾の自衛能力及び脅威から自国を守る能力の向上を引き続き支援する」と述べました。
(編集:豊田楓蓮/王淑卿/本村大資)