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韓国の戒厳宣布、頼・総統:初期段階で把握し適切な対応を指示

  • 04 December, 2024
  • 中野理繪
韓国の戒厳宣布、頼・総統:初期段階で把握し適切な対応を指示
韓国の尹錫悅(ユン・ソンニョル)・大統領が3日深夜、突然「非常戒厳」を宣布した事件で、頼清徳・総統は適切な対応を指示したと述べた。(写真:総統府の郭雅慧・報道官/Rti)

韓国の尹錫悅(ユン・ソンニョル)・大統領が3日深夜、突然「非常戒厳」宣布しましたが、およそ6時間後に国会の決議により戒厳令は解除されました。

現在外遊中の頼清徳・総統は事件発生時、中華民国台湾の太平洋における国交樹立国、マーシャル諸島を訪問中で、現地時間の早朝でしたが、頼・総統は4日、この韓国の情勢について国家安全会議(国安会)からすぐに報告が届き、国安会に情報を把握し、しっかりと関係する対応措置を取るよう要請したと明かし、国家の安全を確保するだけでなく、韓国にいる台湾の人々の安全も守らなければならないと述べました。

頼・総統はまた、台湾の民主主義は苦労して勝ち得たものであり、民主主義、自由は台湾が世界の友人たちと共同の理念や価値を持つということだけでなく、さらには台湾が何世代にもわたって大切に守ってきた生き方でもあると語り、「私たちは民主主義への道をずっと歩んできた。民主主義によってお互いに団結するだけでなく、民主主義をより持続可能なものにしなければならない」と強調しました。

総統府の郭雅慧・報道官は、頼・総統の言葉として、「最初に関連する情報を把握した時点で、国家安全保障関連部門にしっかりと関連する対応措置を取るよう、そして韓国にいる台湾出身者の身の安全を確保するよう要請した。民主主義は私たちが苦労して勝ち取った価値であり、全力で大切にし守る。私たちは引き続き外交のために戦う。共に台湾のために努力して行こう」と伝えました。

頼・総統は、「繁榮南島 智慧永續(オーストロネシア地域の繁栄のため、スマートでサステナブルな発展を)」をテーマとする旅が続くと説明。台湾時間の4日にはマーシャル諸島を出発し、ツバルを訪問した後、グアムに到着。1日で3カ国を訪問、2つのタイムゾーンを跨いだと話し、異なる国家であるものの、同様に民主的な信念を持っており、タイムゾーンは異なるもののどこも同じ自由の空気を持っていると述べました。

なお、マーシャル諸島では、双方の協力計画の実りある成果が見られたと説明。その中には、マジュロ病院の「AI(人工知能)と遠隔医療センター」および、「マーシャル諸島と台湾駐マーシャル諸島技術チームマーケット」など、どれも台湾による世界の健康と公衆衛生への献身を表すものであると語りました。また台湾も昨年「台湾とマーシャル諸島共和国の気候変動適応基金」に署名し、共に気候変動の課題に立ち向かおうとしていると述べました。

(編集:中野理絵/許芳瑋/本村大資)

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