頼清徳‧総統は11月30日から六泊七日の「繁榮南島 智慧永續(オーストロネシア地域の繁栄のため、スマートでサステナブルな発展を)」をテーマとする、太平洋にある国交樹立国歴訪に出発、台北時間の12月1日未明、経由地のアメリカ‧ハワイに到着しました。
現地時間12月1日午後(台北時間12月2日)は、ハワイのシンクタンク、イースト・ウエスト・センター(East-West Center)で非公開の座談会に出席し、スピーチを行いました。頼‧総統はスピーチの中で、台湾のインド太平洋地域およびグローバルにおける3つの積極的な行動について説明。これには「四大支柱アクションプラン」の積極的な実施、グローバルサプライチェーンへの積極的な貢献、そして、台湾海峡およびインド太平洋地域の平和、安定、繁栄の確保に向けた積極的な取り組みが含まれています。
頼清徳‧総統はまず、「共榮的未來:台灣作為印太區域和平與繁榮的夥伴(共栄の未来:インド太平洋地域の平和と繁栄のパートナーとしての台湾)」をテーマに、英語で8分間のスピーチを行いました。その後、アメリカの対台湾窓口機関であるアメリカ在台協会(AIT)のジェームズ・モリアーティ(James Moriarty)前理事長や、イースト・ウエスト・センターのリチャード・バイルステーク(Richard Vuylsteke)前所長らと意見交換を行いました。
頼‧総統はスピーチで、台湾のインド太平洋地域およびグローバルにおける3つの積極的な行動を強調。第一に、「平和四大支柱アクションプラン」を積極的に実施し、国防を強化し、社会全体の防衛レジリエンスを高めることに注力している。また、近年の台湾とアメリカの協力関係は、台湾の自国の安全保障に対する決意と、両国のインド太平洋地域の平和に対する共通のコミットメントを示していると指摘しました。
第二に、台湾はグローバルサプライチェーンに積極的に貢献していくということです。
郭雅慧‧報道官は、「特に半導体などのハイテク産業において、台湾とアメリカのパートナーシップは、これらの業務を強化しただけでなく、信頼できる確実なパートナーとしての台湾の戦略的重要性を示している。総統は、台湾が価値観を共有する国々と積極的に協力していることに触れ、これは台湾が自国の専門知識を活用して世界の発展に貢献していることを十分に示していると述べた」と話しています。
第三に、台湾は台湾海峡およびインド太平洋地域の平和、安定、繁栄の確保に積極的に取り組んでいます。頼‧総統は、台湾が公衆衛生、漁業・畜産業、気候変動対策などの分野で透明性のある方法で協力し、約束を実行しているだけでなく、太平洋の友好国との緊密な関係も促進していると説明。そして、スマートな持続可能性、民主主義の持続可能性、そして友好関係の持続可能性という目標の達成を目指していると述べました。
同時に頼‧総統は、台湾は自己防衛能力を継続的に強化し、価値観を共有する国々と緊密に協力し、「実力が平和をもたらす」という共通の理念を堅持しながら、自由、民主主義、法の支配という普遍的価値を守っていくと強調しました。
郭雅慧‧報道官によりますと、座談会で参加者は、頼‧総統が今後4年間あるいは8年間、どのように台湾を導いていくのか、またどのようなビジョンを持っているのかについて関心を示しました。
これに対し、頼‧総統は、台湾が現在直面している最大の課題は中国からの脅威だが、台湾の人々はそれに対して秩序立って安定的に対応していると指摘。また、台湾の将来の全体的な発展について、国家の生存と発展の維持、国防力の強化、そして2,300万人の国民の生活への配慮という3つの使命感を持っていると説明しました。
頼‧総統は、偉大な国家は全ての人々を大切にすべきだと強調し、将来の台湾が世界の舞台に立ち、国際社会に積極的な支援を提供し、世界の平和、安定、繁栄に貢献することで、台湾が善良で素晴らしい国家であることを示していきたいと述べました。
(編集:許芳瑋/本村大資)