頼清徳‧総統は台北時間の12月1日未明、太平洋にある国交樹立国歴訪の経由地であるアメリカ‧ハワイに到着。現地時間1日午前に複数のアメリカ政界要人と電話やビデオ通話方式で会談を行い、その中には、アメリカ連邦議会のナンシー・ペロシ(Nancy Pelosi)前下院議長も含まれていました。約20分間の会談では、台米間の二重課税防止協定について話し合い、ペロシ氏は立法化の実現に向けて協力したい意向を示すとともに、今後も台湾の国際機関への参加を支援し続けると述べました。
頼清徳‧総統は「繁榮南島 智慧永續(オーストロネシア地域の繁栄のため、スマートでサステナブルな発展を)」をテーマとする外遊の途中、ハワイに立ち寄り、現地時間12月1日(台北時間12月2日)、複数のアメリカ政界要人と電話やビデオ通話で会談を行いました。
総統府の郭雅慧‧報道官によりますと、頼‧総統はアメリカ連邦議会のナンシー・ペロシ前下院議長とも会談を行い、両者は会談の中で台米間の二重課税防止について話し合いました。
郭雅慧‧報道官は、「ペロシ氏は特に、台湾がアメリカ議会で超党派の支持を得ていることを強調し、台米間の二重課税防止の問題解決の重要性を理解していると述べた。また、台湾のための立法化を迅速に実現できるよう協力したいとの意向を示し、双方はこの議題について意見交換を行った」と話しています。
郭雅慧‧報道官の説明によりますと、ペロシ氏は台湾の重要性について言及し、台湾の人々の勇気、特に自由と民主主義への決意、そして経済発展における成功を賞賛しました。また、インド太平洋地域に台湾がなければ、地域の安全保障と世界経済に計り知れない影響をもたらすだろうと述べたということです。
ペロシ氏はまた、台湾の国際機関への参加を引き続き支援していくことを改めて表明しました。さらに、頼‧総統とペロシ氏は半導体産業、AI(人工知能)、そして中国からの台湾への軍事的脅威などの問題についても意見交換を行いました。郭雅慧‧報道官によりますと、両者の通話は約20分間続き、旧知の間柄であることから、和やかで温かい雰囲気で会談が行われたということです。
頼‧総統が他にどのアメリカ政界要人と通話したかについて、郭雅慧‧報道官は、台湾の歴代総統が経由地でアメリカの友人と電話で会談することは慣例であり、双方の暗黙の了解と信頼関係に基づき、詳細は公表できない。ただし、これらの超党派の友人たちは、いずれも一致して台湾への支持を表明したと述べました。
(編集:許芳瑋/本村大資)