2021年9月、環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定(CPTPP)への加盟申請案が台湾と中国によりそれぞれ提出されました。
今月27日から、CPTPP執行委員会の年次総会がカナダのバンクーバーで開催されています。アメリカのニュースメディア「POLITICO(ポリティコ)」は、「一つの中国」という政治問題により、加盟国は台湾の加盟資格についてのコンセンサスを得ることができなかった。そのため本会議では中国と台湾の加盟申請は保留となり、コスタリカの申請が先に審議されることになった」と報じました。
このことに関し行政院(内閣)の李慧芝・報道官は28日、行政院院会(閣議)終了後の記者会見にて 、「台湾はすでにCPTPPに参加する準備ができている。CPTPPの高い基準に従って加盟を推し進めるため、オークランド原則、すなわち、CPTPPへの参加を希望する新規加盟国は、協定の高い基準に沿って、貿易上の公約に従い、全加盟国の合意による決定がなければならないという原則を遵守する」と述べました。李・報道官はまた、「台湾はCPTPPへの準備が整っている。CPTPPの高い基準を満たすためにオークランド原則を遵守していることは周知の事実であり、多国間および単独の枠組みを通じて加盟を推し進めていく」と述べました。
李・報道官はさらに、「これまでの慣例によれば、CPTPP執行委員会は年次総会後に共同声明を発表する。行政院は状況が明らかになるのを待つ。現時点ではこれ以上発表できるコメントはない」と述べるにとどまりました。
(編集:豊田楓蓮/王淑卿/本村大資)