オランダ下院は19日、台湾に友好的な動議を可決し、外交部は20日夜に謝意を表明しました。この動議は、オランダ政府に対し、台湾とヨーロッパ主要国との間の投資協定に関する正式な交渉開始を支持するよう求めるものです。オランダ議会の台湾への支持が年々高まっており、台湾に友好的な動議を可決したのは、今年4度目です。
外交部の発表によりますと、オランダ下院で19日に可決した今回の動議は、オランダの社会自由主義政党である民主66(D66)の下院議員で、「対中政策に関する列国議会連盟(Inter-Parliamentary Alliance on China、IPAC)」の共同代表をつとめるオランダ下院のヤン・パテルノッテ(Jan Paternotte)議員を中心に提出されました。オランダ政府に対し、台湾とヨーロッパ主要国との間の投資協定に関する正式な交渉開始を支持するよう求めるものであり、外交部はそれに対して、「高度な歓迎と心からの謝意」を表明しました。
今回の動議について、外交部は、「オランダは半導体産業が盛んで、ヨーロッパ最大の港を持つことから、台湾との良好な関係を維持し、地域の安定を図ることがオランダの利益にとって特に重要である。中国が台湾への脅威をエスカレートさせており、衝突激化による経済的ダメージは、金融危機と新型コロナウイルスの流行を合わせたものよりも大きくなる恐れがある。台湾との経済関係を深めることで、ヨーロッパは現状維持を望んでいるというメッセージを中国に対し明確に伝えることが出来る」と発表。
外交部はまた、「オランダ議会の台湾への支持は年々高まっていると強調、今回の動議はオランダ下院が今年可決した台湾に友好的な4番目の動議であると説明しました。
外交部によりますと、オランダ下院は、台湾の国際参加も支持しています。5月に中国人民解放軍が「聯合利剣-2024A」と題した合同軍事演習を行った際、オランダ下院はオランダ政府に対し、ヨーロッパ連合(EU)や理念を同じくする国々と手を取り合って台湾を支持するよう呼びかけた動議を、国連総会の開催期間中、国連の第2758号決議(アルバニア決議)は台湾の国際参加を排除するものではないとする動議を可決したということです。
外交部はさらに、10月下旬にオランダ下院初の公式代表団が台湾を訪問したことに触れ、双方の実質的な関係が緊密で友好的であることを示したと説明しました。
(編集:豊田楓蓮/王淑卿/本村大資)