中華民国駐ペルー代表(ペルーにおける中華民国大使に相当)の張幼慈氏は13日、2024年のアジア太平洋経済協力会議(APEC)の台湾代表団を歓迎する晩餐会を開催しました。頼清徳・総統の特使として、今年のAPEC首脳会議に出席する林信義氏は挨拶の中で、「グローバル・サプライチェーンの再編とアジア太平洋地域の地政学的な劇変に直面する中、台湾は経済的優位性と価値外交を効果的に活用したことで国際的な支持を獲得し、世界の台湾に対する認識をさらに深めた。また、台湾を世界のテクノロジー産業の発展とイノベーションの原動力にした。政府は5大信頼産業と戦略的産業の世界への輸出を全面的に推進し、半導体とAI(人工知能)の二本柱を通じて、世界のサプライチェーンにおける台湾の不可欠な地位を引き続き強化し、台湾を経済における『日が沈まない国』にしていく」と述べました。
林氏はペルー時間の13日午前に南米・ペルーの首都・リマに到着し、当日夜に、張・駐ペルー代表が開催した歓迎会に出席。
林氏は挨拶の中で、「賴清德・総統から託され、総統の特使として今年のAPEC首脳会議に出席できることを光栄に思う。2005年に韓国の釜山で開催されたAPEC首脳会議に当時の陳水扁・総統の特使として出席した経験から、会議に出席する前には綿密なコミュニケーションと連絡等の準備が必要であることを熟知している。各政府機関の全面的な協力と努力に改めて感謝したい」と述べました。
林氏はまた、「今年は世界的なサプライチェーンの再編やアジア太平洋地域の地政学的な激変など、目まぐるしく変化する国際情勢を前に、台湾は経済的な優位性と価値外交を積極的に活用し、国際的な支持を集め、世界に台湾を更に認識してもらうことに成功した。台湾の全ての人々の努力により、台湾経済は強い活力と強靭性を示しただけでなく、世界のテクノロジー産業とイノベーションの発展を牽引する重要な力となっている」と述べました。
林氏はさらに、「政府は半導体と人工知能(AI)の二本柱で、台湾を経済における『日が沈まない国』にしていく」と強調。その上で林氏は、「頼・総統は特に、政府が5大信頼産業と戦略的産業の世界への輸出を全面的に推進し、半導体とAIの二本柱を通じて台湾を世界のサプライチェーンにおける不可欠な地位にすることを強化することで、国全体の安全性と強靭性を高め、台湾を経済における『日が沈まない国』にしていくと強調している」と述べました。
林氏はまた、「台湾の国際舞台が徐々に開かれるにつれて、国際問題に長く携わり、情熱に満ち溢れる政治、経済、貿易の人材が力を発揮できる機会が増えてきた。少しずつ努力し、積極的に発展していくことで、砂を集めて塔を形成し、それはわが国が困難を打破し、国際社会に溶け込むための最大の助けとなるだろう。今後数日間の会合や集中的なスケジュールは、多くの支持と協力が必要だ。どんな困難な任務においても、一致団結して乗り越えていく必要がある」と指摘しました。
(編集:豊田楓蓮/王淑卿/本村大資)