外交部(外務省)は今年、国際青年大使50名を我が国の中米における国交樹立国ベリーズとグアテマラに派遣。また、「農業青年大使」をタイとマレーシアに派遣し、農業訪問と交流を行いました。これにより、台湾の農業外交と新南向政策における協力の新たな一章を開きました。
頼清徳‧総統は11日、今年の「国際青年大使交流プログラム」訪問団及び「農業青年大使『新南向』交流プログラム」訪問団の表敬訪問を受け、訪問団の外交成果について報告を受けました。頼‧総統は、2009年に国際青年大使交流プログラムが発足して以来、1,800名以上の若い学生が海外訪問し、また2017年に開始された農業青年大使プログラムでは、138名の農業青年大使が新南向政策対象国との深い交流を行ってきた。各大使が情熱と行動力を持って台湾のソフトパワーを世界に発信するとともに、実り多い交流成果を持ち帰ったことに感謝の意を表し、「皆さんを誇りに思う。台湾も皆さんを誇りに思う」と述べました。
頼‧総統はまた、外交部と農業部が青年大使プログラムを通じて若者の国際的視野を広げていることを評価した上で、総統選挙時に約束した「青年百億海外圓夢基金(若者の海外学習機会を拡大するための百億台湾元の基金)」を今後実現していく考えを示しました。この計画により、各分野の若者が世界各国で交流や学習を行い、グローバルな能力を身につけることで、自身の夢を実現し、さらには台湾の新時代における競争力の向上にもつながることだろうと強調しました。
頼‧総統は、「教育部と行政院(内閣)が積極的に取り組んでおり、『青年百億海外圓夢基金(若者の海外学習機会を拡大するための百億台湾元の基金)』計画はまもなく実施される予定だ。これにより、あらゆる若者が自分の計画を提案し、世界各地で見聞を広め、夢の実現に向けて挑戦できるようになり、若者たちの自信向上にもつながることだろう」と話しています。
国際青年大使の凃欣儀さんは代表として挨拶した際、農業青年大使の存在は、高学歴者が農業に従事することは才能の無駄遣いではなく、夢を持つ若者たちが「どの道にも達人あり」という多様性を実現する証であると述べました。また、新南向政策への政府の支持に感謝の意を示し、青年大使たちが持ち帰ったものは技術だけでなく、国際的な視野も含まれており、これらの経験は台湾の農業革新と新南向政策における協力の礎となる。さらに、農業は最後の選択肢ではなく、第一の選択肢となっていることを示すものだ。新南向農業青年大使は先駆者として、一歩一歩着実に世界へと歩みを進め、台湾の農業を世界をつなぐ架け橋としていくと力強く語りました。
また、農業青年大使は頼‧総統に自ら栽培・生産した農産物を紹介しました。パイナップルやパッションフルーツなどを使用したスパークリングドリンク、食用のダマスクローズ、サトウキビから作られた黒糖、ドライマンゴー、そして台南名物のサバヒーを使った料理では、魚の頭、内臓、皮、身、骨に至るまで全ての部位を活用した贅沢な一尾丸ごと料理などが披露されました。
特筆すべきは、元台南市長である頼‧総統も、台南のサバヒーの魅力を一緒にPRしたことです。頼‧総統は補足説明として、サバヒーの鱗はフェイスマスクや機能性衣料にも加工できると述べました。さらに、サバヒーという名前の由来について、鄭成功とは無関係で、平地に住む原住民族「平埔族」が太陽の下で光り輝くサバヒーの姿を見て名付けたものだ。この魚の名前の発音自体が「キラキラ輝く」という意味を持つことから、サバヒーと呼ばれるようになったと説明。その場は突然サバヒーのPR大会となり、和やかで楽しい雰囲気に包まれたということです。
(編集:許芳瑋/本村大資)