アメリカ大統領選挙は、共和党の候補者、トランプ氏が勝利し幕を閉じました。
今回の選挙を受けて国家安全保障会議が招集されたかどうかという質問について、総統府の郭雅慧・報道官は7日、メディアのインタビューに対し、「賴清德・総統は元々、国家安全保障チームから毎週関連の報告を受けている。6日に招集された会議は国家安全保障に関する定例会議であり、特定のトピックに焦点を当てたものではない。ただ、その際の国家安全保障チームの報告を通じて、賴・総統は各国の最新の世論と選挙情勢をリアルタイムに把握した」と明らかにしました。
会議中における賴・総統の決定や指示に対するメディアの質問について、郭・報道官は、「台湾とアメリカは民主主義と自由という共通の価値観と信念を共有している。賴・総統も台湾とアメリカの関係がこれまでと同様、揺るぎないものであることを強調している。アメリカではどの政党が政権を握っても、党派を超えて台湾を支持していることは周知の事実だ。したがって賴・総統は将来について経済発展であっても、地域の安全保障であっても、心配する必要はないと強調している。賴・総統はまた、経済的繁栄、地域の安定に関し最も重要なパートナーと協力し、それを守っていく。更に強化することができると確信しているとも強調している」と述べました。
郭・報道官はまた、アメリカ大統領選後の関連動向と情勢について、「国家安全保障チームは、賴・総統に対する情報を随時更新している。毎週行なわれる定例会議に加え、最新の情勢を報告し、賴・総統が情勢の全体像を把握できるようにしている。賴・総統と国家安全保障チームも、今後の台湾とアメリカの将来的な関係の強化と深化に自信を示している」と述べました。
また、トランプ氏との対話を積極的に進めているというメディアの報道について郭・報道官は、「賴・総統は6日、トランプ氏の当選が確定したという情報を受けると、直ちに、台湾の在アメリカ大使館に相当する駐米台北経済文化代表処を通じてお祝いのメッセージを送り、わが国の政府と国民を代表して、アメリカの次期大統領と副大統領に祝意を表した。現時点では、祝電をかける予定はない」と表明しました。
一方で、行政院(内閣)の卓榮泰・院長(首相)は7日、行政院の閣議の中で、「トランプ次期大統領と次期副大統領となる共和党のバンス上院議員が、アメリカとその民主的パートナーを率いて共に世界を平和の方向に導き、世界経済の発展を追求し続けることを祝福する。また、台湾とアメリカの関係は長期にわたり安定しており、更に良い方向に発展している。今後も様々な政策で二国間関係を促進し、双方の協力を強化していく」と強調しました。
(編集:豊田楓蓮/王淑卿/本村大資)