大型で非常に強い台風21号は、台湾各地に強風と豪雨をもたらしました。台風21号は10月31日午後1時40分、南東部、台東県に上陸、台湾を南北に貫く中央山脈にぶつかり、勢力を弱め中型の台風になったのち、夕方、台湾海峡に抜けました。
中央気象署によりますと、1日午前8時の時点で、中心の位置は離島の馬祖、連江県の北東方向110キロの海上にあり、連江県及び台湾北部の海上はなお台風警報の範囲内となっています。連江県を除く21の自治体は暴風域から抜けたものの、馬祖のほか、中央山脈の西側の山間部を中心に未明から強い雨となっており、一部エリアの累加雨量は100ミリから200ミリに達しました。また、海沿いの平野部では1日夜まで強風が続く見込みです。
中央災害対策センターが、11月1日午前7時に発表した統計によりますと、台風21号による死者は2人、負傷者は515人で、14の自治体で1万1000人あまりが避難しています。また、倒木やインフラ設備などの被害は6917件にのぼり、うち2837件は対応中ということです。
(編集:駒田英/豊田楓蓮/本村大資)