中央気象署によりますと、大型で非常に強い台風21号は31日午後1時40分、南東部・台東県に上陸しました。統計によりますと、台風21号は、台風3号、台風18号に次いで今年台湾に上陸した三つ目の台風になります。1年間で三つの台風が上陸するのは2008年以来16年ぶりになります。また、今回の台風21号は、10月下旬に台湾に上陸した初めての大型台風となりました。
31日の午後1時時点での台風の中心付近の最大風速は毎秒51メートルに達し、平均風速13.9メートルから17.1メートルの暴風域は320キロに拡大、また、平均風速24.5メートルから28.4メートルの暴風域も150キロに拡大しています。
中央気象署はまた、台風の中心の通過が付近の地域に平均風速32.7メートルから36.9メートルの強風や、41.5メートルから46.1メートルの非常に強い突風をもたらす可能性が高いとして、離島・蘭嶼、綠島、及び台東県の長浜、成功、東河などに「台風強風注意報」を発令し、警戒を呼び掛けています。
中央気象署は、これまで、蘭嶼で每秒59メートルの突風を観測し、中央気象署の有人観測所の記録を更新したと発表しています。
中央気象署の朱美霖・気象予報士は、「31日の早朝、蘭嶼、綠島では平均風速46.2メートルから61.2メートルの突風が観測され、特に蘭嶼では每秒59メートルが観測された。これは中央気象署の全ての有人観測所の記録を更新した。また、蘭嶼では平均風速61.2メートルを超える突風も観測されており、さらに、離島・澎湖や最南端の恆春半島では平均風速37メートルから41.4メートル、海岸沿いの開けた場所では平均風速28.5メートルから36.9メートルの強風が観測されている。そのため、中央気象署は引き続き陸上の強風に関する注意報を発表し、皆に対し注意を呼びかけていく」と述べました。
(編集:豊田楓蓮/王淑卿/本村大資)