猛烈な台風21号(コンレイ、台湾華語名:康芮)が31日午後1時40分、台湾南東部・台東県成功鎮に上陸しました。この台風の影響で1人が死亡、73人が負傷し、台湾の22の県と市のうち、13の県と市の市民が避難を余儀なくされています。避難者数は9658人です。台風21号は強い風と雨をもたらし、台湾全域では一時20万世帯以上が停電していました。現在9万6257世帯が復旧中です。
一方、登山のため、東部・花蓮の景勝地である太魯閣を訪れ、行方不明になっている二人のチェコの観光客の行方が分かりました。二人は現在、岳王亭付近で避難中です。
最大瞬間風速毎秒61.2メートルという非常に強い風をもたらした台風21号は31日夕方、中部・彰化、雲林一帯から海に抜けると予測されています。
中央災害対策センターが31日午後に発表したところによりますと、台風21号がもたらした雨は主に台湾の東側、北部の沿岸部、中南部の山間部に集中しています。北部・台北市、新北市、桃園市、新竹県、中部・台中市、南投県、中南部・嘉義県、南部・高雄市、屏東県、北東部・宜蘭県、東部・花蓮県、南東部・台東県はいずれも斜面の土砂災害のリスクの高いところとされています。
(編集:王淑卿)