南アフリカ政府が台湾に対して現地駐在の台湾の代表処を10月30日以前に首都からほかの場所へ移転することを要求しました。外交部(外務省)の林佳龍・部長(大臣)は先ごろ、移転しない立場を表明したほか、外交部も双方の合意に違反した南アフリカ政府の不合理な要求を受け入れないと強調するとともに、南アフリカ政府に対して両国の友情を傷つけるいかなる決定も下さないよう求めています。
数日の話し合いを経て外交部は29日、外交部西アジアおよびアフリカ司の賀忠義・司長は28日、ふたたび台湾駐在の南アフリカ代表のHugh Graham Anderson氏を呼び、我が国の立場と強い懸念を伝えたと、進捗状況を説明しました。
劉永健・報道官は、外交部はG20のメンバーである南アフリカに、双方が合意に達する前、我が国の代表処に対して強制手段や代表処の運営、および現地の台湾出身者に対するサービスに影響をきたす、いかなる行動も取らないよう求めたと明らかにしました。
今後の双方の関係に対する南アフリカ政府の考え方について、我が国の政府も対等、尊厳が保たれる原則の下、引き続き理解を深め、意見交換を行っていく。進展があれば、随時国民に報告するということです。
劉永健・報道官は、南アフリカ側は台湾と引き続き話し合いを行う意思があると述べました。
南アフリカはG20のメンバーであるほか、BRICS(ブリックス)の加盟国でもあります。台北市内の繁華街にある南アフリカの駐在機関である「南アフリカ連絡オフィス」はすでに新たな動きを見せているということです。
(編集:王淑卿/岩口敬子/本村大資)