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中国が対艦ミサイル『雄風』を掌握?顧・国防部長「情報痕跡管理に力を尽くす」

  • 24 October, 2024
  • 豊田 楓蓮
中国が対艦ミサイル『雄風』を掌握?顧・国防部長「情報痕跡管理に力を尽くす」
顧立雄・国防部長(写真:Rti)

アメリカの外交専門誌《外交政策(Foreign Policy)》は先ごろ、長編の分析記事の中で、「今年の5月20日、頼清徳・総統の中華民国総統就任後、中国人民解放軍は『連合利剣』と題した台湾周辺での合同軍事演習を2回行い、中華民国国軍もそれに対抗した。 しかし、その中でも最も重要なものの一つが、超音波対艦ミサイル『雄風』の機動地上部隊である『海鋒大隊』だ」と指摘しました。しかし、文章では他にも、「中国は、台湾の雄風2型ミサイルと雄風3型ミサイルの配備状況を掌握しており、さらには、各部隊の陣営や機動中隊の位置まで詳細にリストアップしている。したがって、一旦戦争が勃発すれば、台湾の配備やルートはあっという間に破壊されてしまうだろう」と指摘しています。

国防部の顧立雄・部長は24日、立法院外交国防委員会への出席前、メディアに対し、「現在、国軍は準備段階で、情報の痕跡の管理、つまり重力や信号の偽装といった行為を暴き出すことに重点を置いている。皆、戦力を強化しなければならない。我々が展開すべき戦闘態勢の配備は一つだけではない。我々は情報の痕跡をうまく管理していく。関連する行為の詳細の公表は控えたい」と述べました。

さらに、空軍将校とその妻が、退役した大佐に抱き込まれ中国共産党の諜報部隊のために、国防機密を長期にわたって収集し、国家の安全保障に深刻な危険をもたらした件に対し、監察院が国防部に対し、注意喚起をしました。顧・国防部長はこの点について、「国軍は士官や兵士の意識を強化し、機密情報保持をしっかり行っている。最近のスパイ事件発覚はすべて将校の内部通報によるもので、これは国軍の防衛教育が一定の効果を上げていることを示している」と述べました。

一方、先ごろ、国民党の徐巧芯・議員が「国軍のロケットの固体燃料の原料である塩素酸アンモニウム(化学式 NH4ClO3)はリンを多く含みすぎているため、燃焼率が満足に得られない」というメディアの報道を引用したことに対し、国家中山科学研究院(中科院、NCSIST)の李世強・院長は、「リン酸三カルシウム (化学式Ca3(PO4)2)は一種の化合物である。化合物は元素から構成されるが、元素は化学反応の過程で本来の性質や特性を失うため、リン酸三カルシウムをリンと同一視することはできない」と説明。「国軍のロケット弾にはまったく問題がないことを様々な人たちに伝えたい」と強調しました。

(編集:豊田楓蓮/駒田英/本村大資)

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