台湾北部の新北市が今年4月、台湾電力と第一原子力発電所乾式貯蔵施設の環境保護改善計画について合意に達し、10月15日に工事完了の証明書を発給しました。台湾電力は23日に第一原子力発電所の核廃棄物を燃料プールから乾式貯蔵に移し始めました。
台湾の使用済み核廃棄物が燃料プールから乾式貯蔵に移されたのは初めて、原子力発電所の廃炉に向けてさらに一歩前進しました。
台湾電力は、第一原発の使用済燃料を金属製の頑丈な容器(乾式キャスク)に収納し、空気の自然対流で冷却しながら貯蔵しています。水や電気を使用しないため安全性が高く、再処理のために搬出されるまでの間、使用済燃料を陸上で安全に保管することができるということです。
(編集:王淑卿/本村大資)